約 3,724,336 件
https://w.atwiki.jp/nninomaru/pages/5.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/269.html#id_bf9eaeba たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/nninomaru/pages/11.html
インスタグラムプラグイン 人気の画像共有サービス、Instagram(インスタグラム)の画像をアットウィキに貼れるプラグインです。 #ig_user(ユーザー名) と記載することで、特定ユーザーのInstagramのフィードを表示することができます。 例)@dogoftheday #ig_user #ig_tags(タグ名) と記載することで、特定タグのInstagramのフィードを表示することができます。 #dogofthedayjp タグ #ig_tag #ig_popular と記載することで、Instagramのpopularフィードを表示することができます。 詳しい使い方は以下のページを参考にしてください! =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/935.html
https://w.atwiki.jp/revolutionize/pages/14.html
Q1. なぜVIPなのにクソ真面目に議論なんかしてんの? A1. VIPで議論することに意味がある。 VIPに立つスレの大半は将来について何も考えていない若者世代の遊び道具にすぎない。 しかし、その中にたった1つでも真剣に議論しているスレがあればどうだろうか。 もしかしたら、何も考えていないようで実は政治に少し関心があり、議論する場がないために無為に時間を過ごしている若者の目にとまるかもしれない。 VIPという訪問者が不特定多数の板で地道にスレをたて続けていれば、その小さな声はやがて若者の心に共感を生むだろう。 それは世論の誕生であり、全ての原動力となる。 若者同士の連帯感はエネルギーに満ちあふれ、国を動かすことを躊躇することも諦めることもなくなるだろう。 ※「VIPの議論なんか無意味」と言うそこのあなた、意味ある議論になるよう議論に参加してください。 Q2. 議論だけだと便所の落書きで終わり。どうせ何も行動しないんでしょ? A2. ここが今までに立ったであろう政治スレとの最大の違いだろう。 このスレでの議論は、将来の具体的行動のための準備段階ととらえてもらいたい。 つまり、将来大なり小なり必ず何らかの行動を社会に対して示す。 しかし、当然のことながら反社会的行動をするつもりは毛頭ない。 血を流したところで人々に悲しみと憎しみを生むだけだ。 Q3. じゃあどんな行動をするの? A3. 議論の最大のテーマの1つには、将来起こす行動の具体的内容も含まれる。 今現在は、どんな行動をすべきなのか皆からアイデアを募集している。 Q4. どうせキモオタニートでしょ? A4. 高校生、大学生、大学院生、若年労働者がメインで議論している。 Q5. 明確なビジョンがないのに革命なんかしても政権運営できないだろ? A5. その明確なビジョンを作り上げるのがこのスレの最大の目的の1つ。 「なにやっても無駄」「どうせ愚痴だけ」「あさま山荘の二の舞」 そうならないために議論している。批判するのは簡単だ。 重要なのは誰がいつどのように動き出すかを建設的に議論することである。 Q6. ゆとりって何も考えてないよね。ゆとりって馬鹿だよね。 A6. このスレにいるゆとり世代は真剣に議論しています。煽っても何も出ませんよ。 じゃあ、よーく考えてる世代を代表してあなたが具体的な政策なり提言してみてはどうでしょうか? 発言するのが怖いですか?自分の意見が否定されるのが怖いですか?
https://w.atwiki.jp/presenile/pages/296.html
泣いたけれど いいよね 老いは 哀しみが沁み込むのが早いんだ 若い人が苦しんでいる姿は あまりに痛々しくて 流れる涙が 何かを浄化してくれるのではないか そう願いながら あまりに罪の多い この人生を 出来れば許して欲しくて あなたの言葉に 涙を流さずにはいられないんです この悲しみ この寂しさ 涙の夜 ひとりの夜 あなたは来ない いくら呼んでも 白い雪がただ降るばかり 白い雪がただ降るばかり らーららら、らーらーらー ・・・・・ アダモが日本語で歌っていたんだっけ・・・ いずれのサヨナラならば 今少しだけ ほんの少しだけ 生きてみようか
https://w.atwiki.jp/tosiyatosiya/pages/353.html
宮 古 島 に つ い て 調 べ て み る。 宮 古 島 宮 古 島 に つ い て 調 べ て み る。 【宮古島旅行記/年越しは宮古島で!!】 第3話)体験農業は大人のキッザニア ||沖縄旅行記|宮古島|平良|城辺|砂川|狩俣|| 宮古島二日目の朝、今日は「ゴーヤー農業体験」で城辺(ぐすくべ)地区・砂川にある南風ファームにお邪魔する。 市街地の平良バスターミナルは、何の標識もない駐車場のようなところであった。ここから路線バスに乗り砂川小学校で降りる。バス停ではファームの西原さんが待っているはず、、、だが、おかしい、誰もいない!! 携帯で西原さんに到着した旨を告げると「今から迎えにいきま~す」と返事が。普通のツアーでは約束の時間に担当者がいないなどありえないことだが、体験ツアーの場合は話が違う。こちらが相手の職場にお邪魔するのだから本業優先は許容しなくてはならない。 城辺地区・砂川の南風ファーム 砂糖キビ畑を西原さんの車で揺られること数分、ファームに到着すると、西原さんの奥さんと研修生さんが暖かく迎えてくれた。 「どちらから来られたのですか?」 「東京のSからです。」 「あら、Sなら知ってるわ、行ったことないけどね。」 ああれ、なんで宮古島の人が東京のSを知ってるのだろう? 新宿や渋谷といった有名繁華街でもないのに、、、 この謎は後に判明するのだが、そのときはちょっとワケが分からなかった。 「じゃまずゴーヤーの受粉からやってもらうか」 とハウスに連れられ、研修生さんから受粉の仕方を教わる。受粉なんて簡単そうに思えるが実はさにあらず。まずはゴーヤー畑から雄花を見つける。ゴーヤーの雄花は、黄色い花びらの真ん中にオレンジ色の花粉が付いている。初めに真ん中オレンジの花を見つけて摘む。次にこの花粉部分を、今度は雌花を見つけ交配させるのだ。雌花は花びらの真ん中部分がグリーンなのが雄花との違いだが、雄花に比べて雌花はどこにあるのか見つけるのが難しい。 ゴーヤーの雄花(真ん中オレンジ)と雌花(真ん中グリーン) あるところには雌花が全然なく、あるところでは雌花が群生していて、そうすると今度は雄花が足りなくなり慌てて探しにもどる有様。そうこうしているうちにいくつ受粉させたか分からなくなってしまう。だがこれは遊びではない。仕事なのだ。記録はちゃんと付けなくてはならない。こんな調子だから、オイラの受け持ったエリアの記録は信憑性がはなはだ疑わしい。 危なっかしくもトロいオイラの受粉作業に比べ、研修生さんはさすがだ。倍くらいのスピードで受け持ちエリアの作業をテキパキとこなしていく。用紙に数を記録しながら作業するから、その差が歴然と分かってしまうのだ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - ところでハウス中ではFMラジオが流されているのだが、そのFM番組にちょっとした驚きが。流されているのはなんとオイラがよく聞いている東京の某J局ではないか。 「♪ Headline News J-W●ve~ ここで交通情報です。首都高の渋滞は…」 宮古島で首都高の混雑を知らせてなんの意味がある! すると研修生さんが 「FM宮古ですよ。島の情報は朝夕二回だけで、後は東京の番組そのまま流しています」 そうか、それでここの人が東京の地名に詳しいわけが分かった。僕の住んでいるSは「首都高S付近は渋滞■キロ」とよく放送されるエリアだったのだ。 六本木のFM局発のモダンなポップが流れるビニールハウスというのもシュールな空間だが、クールな音楽の後に、 「スーパーサンエー宮古島、年末大売出し開催中!」 と、ベタなラジオ・チラシ広告が流れてくると、ああここは宮古島なのだと妙に安心してしまう。そうFM宮古はCMだけオール地元スポンサーなのだ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「じゃ次は収穫だよ」と、今度は西原さんが神業を披露する。 収穫に適したゴーヤーは重さ250~300g。これが実は見た目ではわからないのだ。大きく見えても中身がまだ育っていないと重さが足りない。西原さんは右手で鋏を持ち、左手の感覚だけでゴーヤーの重さを確かめて収穫してゆく。 「私ぐらいになると10g単位で分かるよ。それも左手でカゴを抱えつつだよ。」 なんというゴッドハンドだ。 西原さんのゴッドハンド さすがに大事な収穫は僕一人に任せるワケには行かず、研修生さん付き添いでOKのお墨付きを得たゴーヤーだけを刈り取ってゆく。 「それでは食事にしましょうか」 取れたてのゴーヤーで奥さんがチャンプルーを作る。大きななべに島豆腐をドッサリ入れて、ポークランチョン、ゴーヤーを加えて炒め、最後に溶いた自家製の宮古味噌で味を調えて完成! ううん美味しそう。 取れたてのゴーヤーでチャンプルー 労働のあとの食事は格別だ。しかしよく考えると、ド初心者とはいえ、オイラ働いたよな。それでいて働いた方がお金を払うなんてなんか不思議だ。でも、楽しかったからまぁいいか。体験農業は大人のキッザニアなのだ。 (続く) もどる < 3 > つぎへ .
https://w.atwiki.jp/nightmareofmio/pages/89.html
a survivor.1 「その必要はないわ。私は、降伏する。」 いやに広すぎる空と、無数に向けられた紫の爪と、腕なし男の真っ赤な瞳。 少女は何を想って決めたのか。 けれどこれだけは確かに言える。 少女は、世界を彼らに売った。 「私…ミズハ・ミソラギは、貴方達の、駒となりましょう。」 本当の名前なんてなんの意味があるだろう。 今生きている自分にすら、意味を見出すことができないのに。 故に少女は、男は、今は亡き名前を背負う。 死の棘を心臓に突き刺しながら、それでも二人は生きていく。 a survivor 生きるとは、逝きし日まで疾る事。 * 「おーい、リヒルトー。」 茶けた石にまみれた乾いた地。こつこつと石を掘っていた男は呼ばれて振り向いた。 「なんだ?もう昼食か?」 「ばっか、時計見ろ。昼どころかもう夕方だ。何時間掘ってるつもりだよお前。」 「え…うお、本当だ。ついつい…」 「ついつい時計見るの忘れていた、ってか?ったく何回聞いたと思ってんだその台詞。」 リヒルトと呼ばれた男は、立つ瀬がなさそうに苦笑いを浮かべた。 考古学者である彼らは今まさに、古代の遺跡発掘の真っ最中。 代表であるリヒルト・シュテンバーグを含め、研究チームは計6人。大体は学生の頃からゼミでつるんできた連中だ。だから会話もこの通り、とても気安いものだった。 「そうか…何か胃に不思議な感触がすると思ったら、腹が減ってたのか。」 「あほうッ!その段階で気付け!」 代表のリヒルト・シュテンバーグは、ある意味とっても学者らしい男で。 研究においてはとびぬけた頭脳を発揮するが、それ以外の事にはこの通り。研究に没頭すると周りが見えなくなるいい例だ。 もっとも、この抜け具合というかボケ具合が周囲に親しみを持たせているのも確かで。リヒルト自身少々口数は少ないが温かい人間なので、彼の周りには自然と人が集まるのだ。 「…んで?調子はどうだ?」 同僚の声が少し低くなる。真剣になった、というより、悪だくみの相談をするような声に。 「…あぁ、順調だ。」 対するリヒルトの笑みにも、うしろめたい事への高揚が滲んでいた。 こつり、とリヒルトが岩壁を叩く。音は揺れながら四方に反響した。二人が今いるのは、地下数m程の深さにある細長い空洞。細さは大人が腹ばいになって通れる程度しかないが、それは通路のようにどこまでも長く伸びていっている。 リヒルトが小さなペンライトを取り出した。スイッチを入れれば細い光が灯る。それを通路へと投げかけた。 通路の奥で何かが光った。それは鏡だった。角度を調節されてとりつけられた鏡。そんな鏡がいくつも通路の中で光り、ペンライトの光を奥へ奥へと届けていく。 鏡は、リヒルト達がつけたものじゃない。 リヒルト達は磨いただけだ。 古代の賢人達が残した遺産を、ただ、手入れしただけだ。 「…手伝いを募集しただけのことはあるな。作業が早いぜ。」 「あぁ、報酬もないのに皆頑張ってくれている。俺達6人だけじゃとても手に負えないからな。」 「報酬、か。報酬はこいつそのものじゃねぇの?」 光を届ける通路。大陸全土に伸びた古代の遺産。 その使い道は、心震えるものだった。 「こいつを使えば、ディアルガ政権崩壊だって夢じゃないぜ…!」
https://w.atwiki.jp/asarryzaw/pages/89.html
アドラステア帝国の首都で様々な商人が賑わい中央には、闘技場がある。ドロテアやマヌエラが所属するミックルフラン歌劇団もここにある。大きさは、多少でタムリエル帝国以後、ソリチュードと改名された。ソリチュードの意味は、鷲と鷹。アンヴァルの意味も黒鷲でフレスベルクの意味は、鷲を守る者という意味がある。ベストラは、軍師という意味があるがそれは、以前の事、現在は、亡霊が意味らしい。
https://w.atwiki.jp/butubutuhitori/pages/272.html
平泳ぎの北島選手は。。。 他人の前で。。。 大口を叩き。。。 自らを極限まで逃げられない状況まで追い込み。。。 嫌われてもなお。。。 自分との闘いに。。。勝利するために。。。 嘘をつかない。。。 絶対逃げない。。。 彼の極限の戦い。。。 ぎりぎりの戦い。。。 自分と闘えない人。。。 結果をあきらめる人々は。。。 その姿に。。。 戦えない自分を照らし合わせ。。。 自ら苦しみぬき結果を出そうとする人を非難する。。。 戦えない自分を正当化するために。。。 彼は彼の決断で。。。 自ら苦しみ。。。結果を出した。。。 結果を出したとたん。。。 彼のことを悪く言う人は。。。 極端に少なくなった。。。気がする。。。 どうしても叶えたいこと。。。 彼には水泳の平泳ぎだった。。。 彼にも戦えない部分。。。 その必要もないが。。。 戦わない部分がある。。。 メカ男にも叶えたい。。。 マジなものがある。。。 誰に何と言われようと。。。 譲れない物がある。。。 諦めるくらいなら。。。 人生は修行!!! 何も成しえる気力。。。気迫。。。執念がない。。。 何も成しえない修行に。。。 何の意味がある。。。 何で修業するかは人それぞれ。。。 尊重されるべき。。。 決断して。。。 自ら辛く苦しい修業をする。。。 この姿勢も尊重されるべき。。。 行者さんが山で修業する。。。 禅のお坊さんが座る。。。 辛く苦しいこと。。。 人が頑張ることに対して。。。 頑張らなくていい。。。 違うと思う。。。 頑張りたい人間は。。。 気が済むまで頑張ればいい。。。 怪我などの事故。。。 出来ないこともある。。。 本人納得まで頑張った。。。 これがあれば後悔はしない。。。 他人の甘い声に屈し。。。 戦いをやめる。。。 きっと後悔する。。。 でも。。。屈した。。。 諦めたのは本人。。。 本人の能力。。。 意志がそこまでだった。。。 それだけのこと。。。 他人が何と言おうと。。。 結果が出せなかった。。。 それが己の実力。。。 怪我をする。。。病気をする。。。 意志が足りなかった。。。 他人を説得できない。。。 たとえ一人でもやり遂げる。。。 運さえも。。。 己の実力がなかった。。。 ただそれだけのこと。。。 他人は関係ない。。。 今この時。。。マジになること。。。 ただ一つ。。。 いくつもできるわけがない。。。 一人の人が叶えられる大きな夢は。。。 数少ない!!! マジになれない人。。。 それも一つの決断。。。 尊重する。。。 僕は。。。 夢追う人を応援したい。。。 こんな人々と供に。。。 マジに修業したい。。。 最後まで。。。 そしてただ一人になっても。。。 何時間かかってもいい。。。 テープなんて関係ない。。。 誰もいないマラソンのゴール目指して。。。 歩きたい。。。 修行の欲望がなくなるとき。。。 お陀仏の時だ!
https://w.atwiki.jp/bakate/pages/25.html
作者 8 投下スレ 2代目スレ レス番 8 備考 夜這い? 8 :バカテス三巻IF 〜明久、馬鹿ゆえに〜 :2008/01/15(火) 02 29 09 ID rqkj8HB7 「……えーっと、これは一体どういうことなんだろう……」 秀吉に抱きつかれている状態で僕はぼそりと呟いた。 僕、トイレに起きただけなんだけど。 落ち着け、落ち着くんだ。前原K……じゃなくて吉井明久。 落ち着いて状況を整理してみようじゃないか。 そうだ確か……今は合宿の最中で、二日目の夜のはずだ。 今日も覗きに失敗して鉄人にこっ酷く愛という名の暴力を振るわれたことを覚えている。 鉄人、今時生徒をグーで何発も殴る教師は滅多にいないと思うよ。 何処からか「にっしむら!にっしむら!」という声が聞こえてきたし。 「……んっ……はぁ……」 「うひゃあ!」 やめて、耳元で悩ましげな声を出すのはやめて秀吉! 僕、性別という垣根をロードローラーで叩き潰してしまいそう! 「……うぅん……あ……」 ぴったりと僕に絡みつく秀吉の肢体。両脚はお尻と僕の足に、両腕は背中と首に絡みつく。 しかも、男子だと言うにはあまりにもすべすべな秀吉の肌が少しずつ様々な動きで絡みつくんだよ。 正直、もうたまりません!これに反応しないのは男じゃないね! でも動かないけどね! イケるっ!って状況だけど、僕の中華キャノンも反応してるけど……姫路さんのことがあるし。 それに僕が変なことしちゃったら秀吉の漢女(オトメ)心を傷つけちゃうだろうしね。 さっすが僕!バカという名の紳士だね! 「……あきひさ……」 ごめん無理かも。 だって、F組男子に聞いてみた女の子にぐっとくるランキング(ムッツリーニ調べ)第8位の「寝ているときに甘えた声で自分の名前を呼ばれる」だよ!? ぐっときちゃったんだよ!? そのとき舌足らずな感じで言うのがポイント! ……落ち着こう、落ち着けば、落ち着くとき。 ——スゥー 目を閉じて思い切り呼吸をする。ふぅ、よし落ち着いた。 最初からこう冷静になればよかったね。あはは、何やってんだろ僕。 それよりこの肺の中に広がる芳しい匂い。何の匂いだろうね? ——ってそれは秀吉の匂いだろうがあああああ! 何やってんの僕!?どう見てもどう考えても変態の行動じゃないか! 雄二やムッツリーニに見られてないよね!?こんな光景見られてたら僕もう生きていけない! それ以前に臭い飯食べなくちゃならないかも! 9 :バカテス三巻IF 〜明久、馬鹿ゆえに〜 :2008/01/15(火) 02 31 19 ID rqkj8HB7 ……どうやら二人とも熟睡のようだ。何とか危機から脱せたみたい。 窓の外に霧島さんが見えたのは気のせいだよね。ここ三階だし。 何だかガラスと格闘しているのは僕の目の錯覚だよね、うんうん。 ——ガンガンッ 霧島さん、この合宿所のガラス全部防弾ガラスらしいから鉈じゃ割れないと思うよ。 あ、落ちてった。大丈夫かな?霧島さんなら大丈夫だとは思うけど。 雄二ががたがたと布団に包まって震えているのは何でだろう。寒いのかな? おかしいな、僕はちょっと暑いくらいなんだけどな。 でも仕方なかったんだよ!ほら、秀吉が目の前にいるわけですし、その、こう密着してると避けられない事態のわけで……思ってないからね?「あぁ、いい匂いだった」とか「ほんのり上気した秀吉可愛いな」とか断じて思ってないからね? 呼吸とかもちょっと荒くなってないからね?興奮してないからね? ——ペロッ 「うわっ!」 思わず声が出てしまった。不意に首に妙な感覚。 もしかして……舐められた? う、やばい。鼻血が出てしまいそう…… ——ペロッ まただ!まさか秀吉には舐め癖があるのか? マズイって!そんな癖があったら誰かに襲われちゃうって!今の僕とか! 頑張れ、僕の理性!負けるな、僕の理性! ——ペロッペロッ 「……好き……」 寝言最高!僕今から寝言を神と崇める新興宗教に入会してくる! くぅ、寝言とはいえ秀吉にこんなことを言わすなんて寝言のヤツやるね!最高だよ! それにしても秀吉は今なんの夢を見ているんだろう。もしかして恋人の夢かな? まぁ、「好き」って言ってるぐらいだし、そうだよね。 あれ?急にその恋人に殺意が芽生えてきた。秀吉の夢に出ている男、ちょっと僕と代わってください! 報酬は今の僕の全財産の塩ワンパックでお願いします。 10 :バカテス三巻IF 〜明久、馬鹿ゆえに〜 :2008/01/15(火) 02 32 31 ID rqkj8HB7 ……う、そういや僕トイレに起きてきたんだった。あまりに衝撃的なことがあって忘れてたよ。 僕の膀胱は頑張っているところだろう。限界が近いのが分かる。 今までよく頑張ったな、今解放してやるぞ! さて、トイレ行ってこよう 名残惜しいが、ちょっと強引に秀吉を引っぺがし優しく離す。 こういうときでも優しくするのが男のマナーってもんだよね。 さて、トイレっと ガシッ(秀吉の腕が僕の足を掴む音) ツルン(僕が足を滑らせた音) ドゴッ(僕がノーガードで顔から地面とフレンチキスした音) 「痛いっ!何か、何か鼻の形が変わった気がする!?」 あまりの痛みにうずくまって顔を抑える。流石の僕でもノーガードは辛いよ。 「秀吉っ!?」 鼻を擦りながら後ろを振り向いてみると秀吉が僕の布団から這い出て、僕の足に絡み付いている。 秀吉のつるつるの肌で触られるとくすぐったい……じゃなくて、ちょっと秀吉、そろそろ限界が近いんですけど! 性的な意味じゃなくて膀胱的な意味だけどね! 「……んっ……はぁっ……好き……好きじゃ……」 あ、性的な意味でも限界が近いかも知れない。 小鳥が啄ばむように何度もフレンチキスを僕の足にしてくる秀吉。 「ちょ、ちょっと、秀吉!汚いって!というか、色々な意味で今はマズイんだけど!」 そんな僕の言葉を聞いていないのかのように、秀吉は一心不乱に行為を続けている。 寝相が酷いって言っても限度があるんじゃないのかな。というか、寝相というのだろうか、これは。 もう夢遊病の域に達しているんじゃないだろうか。 って、秀吉!引っ張らないで!トイレが、トイレが遠くなる! 華奢な秀吉にこんな力があったとは……火事場の馬鹿力というやつだろうか。 冷静に分析している場合でもない!急いでトイレに行かないと! もうちょっと耐えてくれ、マイ膀胱! 「捕まえたんじゃよ、明久」 マウントポジション、いわゆる馬乗りの状態で秀吉が語りかけてくる。 あれ?秀吉、起きてるの? その割には妙に目が据わってるというか……ちょっと怖い。 「ひ、秀吉?」 秀吉は僕の問いかけには答えず、にんまりと笑った。 そして、僕の頬をがっちりと手で掴む。 顔が固定されているので秀吉の可愛い顔が丸見えだ。やっぱり秀吉は可愛いなあ。 11 :バカテス三巻IF 〜明久、馬鹿ゆえに〜 :2008/01/15(火) 02 36 24 ID rqkj8HB7 「だだ漏れじゃぞ、明久」 「はっ!声に出てた!」 可愛いのは事実とはいえ、ちょっと恥ずかしい。 「それで秀吉、何をするつもりなの?僕トイレに行きたいんだけど……」 「……冗談ですまそうかとも思ったが、もう止められぬ……」 「え?なんて言ったの?」 小声だったのでよく聞き取れなかった。 「……こうじゃ」 徐々に秀吉の顔が近づいてくる。僕の顔は固定されているのでそれを見つめているしかない。 ん?何かキスっぽいね?……なんて。 あれ?秀吉が止まらないよ。よく見てみると心なしかちょっと唇を前に出しているような え?ちょ、ちょっと、どうしたの秀吉!ノンストップだよ!マジっぽい顔だよ! 本当にキスなの!?冗談とかじゃなくて!?僕まだ心の準備ができてないんだけど! っていうか、この体の状態でファーストキスは勘弁してほしいんだけど! 秀吉、前のめりにならないで!お願いだから!体重がかかる分だけ、膀胱が危機的状況になるんだ! ああああ、ヤバイヤバイ!痛い、我慢しすぎて痛くなってきた!もう声も出せない! 「……大好きじゃ、明久……」 「出るううううううううううううう!」 僕の声にかき消されて秀吉の声は聞こえなかった。 僕の大声が部屋に響きわたる。あまりに恥ずかしい声だった。 何処の成人向けビデオの女優なんだ、僕は!って思わず突っ込みたくなるほどに。 しかし、何とか肝心なものは出なかったので良しとしよう。 僕の人間としての尊厳は守られたはずだ。多分 急いで秀吉を横にどかし、トイレに向かおうとする僕に突き刺さる視線が二つ。 「……明久、やっぱりお前そっちの趣味に目覚めたか」 冷めた目線でこっちを見つめてくる雄二と ——パシャパシャ 無言でシャッターを切るムッツリーニだった。 霧島さんは窓から部屋を覗いている、勿論視線は雄二に向いていた。 「ち、違うんだ!これはメガ○ック並みの厚さの理由があるんだ!というか、雄二!『やっぱり』が物凄く気になるんだけど!」 「どう他に理由があるんだ。ムッツリーニ、録音は?」 「…………バッチリ」 「極自然に嫌な会話やめて!」 「明久、トイレはいいのか?」 「スルー!?」 でも、僕も限界だったので先にトイレに行くことにしよう。 弁解は後からでも大丈夫だろう。秀吉もいることだし。 12 :バカテス三巻IF 〜明久、馬鹿ゆえに〜 :2008/01/15(火) 02 39 08 ID rqkj8HB7 「とにかく!秀吉から理由聞いておいてよ!」 「寝てるが?」 「え?」 「ほれ、そこ」 雄二が指差した先を見てみると、そこには可愛らしく寝息を立てている秀吉の姿が。 え?さっきまで起きてたよね? 「……犯罪者もここまで堕ちたか……」 「…………残念」 「二人とも何悲しそうに呟いてんの!僕が何もしてないってのは秀吉が証明してくれるよ!」 くっ、限界だ!トイレええええええ! 翌日、秀吉に話を聞いたところ、何も覚えていなかった。 何度も詳しく状況を話しても、何も覚えていないの一点張り。 僕もそれを信じるしかなかった。秀吉がそんなことするはずないし。 きっと、悪い夢だったんだよ。うん。 幽霊とかUMAとか、きっとそんなんだよ、多分。 でも、周囲はそれで納得してくれなかった。 雄二とムッツリーニは残念そうな目で僕を見るし、F組の一部男子からは生暖かい目で「同士よ!」とか言われるし、 鉄人からは腹に一発いいものを貰ったし、何より久保君の目が以前と変わってしまった気がする。何故かそれが一番怖かった。 そして女子陣からは 「ま、待って!落ち着こう!だから、拳は握らないほうがいいと思うな、うん!」 「アキ、何か弁解は?」 「今なら許してあげるかもしれませんよ」 よし、これはチャンスだ!何か適切な答えを言えば、窮地を脱せるぞ! 考えろ、考えろ僕! 「……僕の欲望が現実世界を侵食してしまったのかもしれない……こんな悲劇は二度と生まれないようぶげらっぱ!?」 「殺す」 「さよならです」 殴ってから言わないで欲しい 地面に倒れると遠くに秀吉が見えた。うん?口が動いているけど…… 「鈍い明久へのオシオキじゃ♪」 やっぱりわからなかった。
https://w.atwiki.jp/chisato_ojosama/pages/849.html
前へ そんな夏期講習も終わり、有原さんからも解放され、晴れやかな気分での帰り道。 とある公園を通りかかったとき、ふと僕の目に入ってきたものがある。 その公園のベンチに並んで腰掛けている2人連れのその後ろ姿。 そのうちの片方の人物には見覚えがあるよ。 だってあの特徴的なシルエットは・・・ あれ? 桃子さんじゃないか。 木陰のベンチに並んで座っている2人は、遠目にもどことなくいい雰囲気を醸し出している。 しかし、公園の中ちょっと入り込んだこの小道のベンチなんて、なんだってまたこんなところで。 まるで人目を避けるようにしているみたいじゃないか。 そんなところで、仲良さそうに2人で並んで座ったりして、あの桃子さんが。 その桃子さんの隣りに座っているのは、桃子さんよりも背の高いその後ろ姿。 まさか桃子さんの彼氏か? 桃子さんにそんな人がいたなんて!!(ちょっとショック・・・) 見るからにいい雰囲気の2人。 これはちょっと見てはいけないところに遭遇してしまったのだろうか。 どうしよう・・・ 桃子さんのことなんだ。ここはスルーすべき。我が身の安全のためにも関わらないほうがいい、とは思う。 そうは言っても、やっぱり好奇心の方が勝った。 あの桃子さんとお付き合いしようと思うなんて・・・いったいどんな人なのだろう。 それは素直に興味がある。 あの桃子さんのお相手をするような人なんだ、よっぽどの変ry 蝉の鳴き声が降りそそぐなか、木立の中をこっそり回り込みながら近づいていく。 だが、桃子さんの隣りにいたのは男の人ではなかった。 なーんだ、つまんないの。 せっかく桃子さんのネタを掴んだかと思って、何かの時の切り札にしようと思ったのに。 でも、ちょっとホッとした気分もあったりして、なんだこの複雑な感情は。 いま桃子さんの隣りに座っていたのは、あの人だった。 この人には、前に学園の正門のところで会ったことがある。朗らかな明るい笑顔が印象的だったあの人。 えーと、なんて名前の人だったっけ。 そうだ。 徳永さん、だ。 何か楽しげに話している2人。 仲良さそうだな。 でも確か、前に会ったとき徳永さんは桃子さんのことを心底ウザそうな言い方をしていたと思うけど。 そうは思えないほど、いま目の前にいる徳永さんと桃子さんは睦まじそうな雰囲気を醸し出している。 穏かな空気でお話しをしている様子の2人に、僕はつい見とれすぎた。 そんな僕と、向こうの桃子さん。バシッと音がしたかのように見事に目が合った。 その時の僕の恐怖感、わかりますか? 僕に気付いた桃子さんが声をかけてくる。 「あれ?少年、こんなところで何してるの?」 見られていたことに気付いたお2人。 桃子さんは落ち着いた様子でにこやかに(その笑顔がむしろ怖い・・・)声をかけてきたのだが、 一方、そのときの徳永さんの狼狽といったら。 なんでそんなにうろたえているんだろう? でも、僕にとって今はそれどころじゃない。 僕は桃子さんに微笑まれたことで緊張の極致になっている最中だったのだから。 「いや、あの、僕は夏期講習の帰りなんですけど・・・あのその」 「何うろたえてるのー?あ、何か企んでたんでしょ」 「いや別に。何かいい雰囲気だったから、桃子さん密会でもしてるのかと思って・・・じゃなくて!!」 「どういうこと?」 「これで桃子さんの弱味を握ろうとか思ったわけじゃないですから・・・!!」 「そういうことね。ウフフフ本当に分かりやすい子」 「あばばばば」 「面白いなあ、少年は」 僕に対するその態度、全くいつもの桃子さんだった。 桃子さんに弄られ、いつものようにパニックに陥る僕。 そんな僕と同じように、いや、それ以上にうろたえている人がいたのだ。 徳永さんは突然現れた僕に対して、あからさまに動揺していた。 なんでそんなに驚いているんだろ。 僕は何かまずいことをしたんだろうか。 そんな徳永さんに向き直った桃子さん、これまたにこやかに語りかける。 「ちーちゃんどうしたの?そんなそっぽ向いちゃってさぁウフフフ」 「!!そっ、そんな呼び方するなあ!!」 「えー、なに?急にどうしたのぉ?」 桃子さんに名前を呼ばれて、うろたえまくっている徳永さん。 その様子に僕も、どうしたんだろう?と思ってしまう。 徳永さんが僕のことをじっと見ている。 いま徳永さんのしている表情。 まるで内緒で付き合ってる彼女と一緒のところを見られてしまった彼氏のような表情じゃないか。 その表情の意味がよくわからないけど、そんな徳永さんは何故か妙に真顔でもって僕のことを見つめている。 美人さんにじっと見つめられているんだ。 思わず照れてしまいそうになるが、僕に向けられたその表情の意味はどういうことなんだろう。 次へ TOP