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「さて…どうしたものか」 全身を黒で包み頭に巻かれたターバン。男の名はココ。 彼は今武道会会場前に居た。 その会場からは絶え間ない戦闘音が辺りに響いていてその音を頼りにここまで来た。 もしかしたらトリコ達かもしれない。 ココは迷わず会場に足を踏み入れた。 ★★★ 「「うおおおおおおおおお!!!!」」 吼えるは雄叫び!響くは重音! 会場では現在ミケロと幸村が交戦している。 ミケロの足技を槍で防ぎ、幸村の槍を脚で捌く。 仮にもガンダムファイター、仮にも戦国武将。どちらも実力に申し分なし。 ミケロが勢いよく飛び出し距離を詰め蹴りを繰り出す。 幸村は槍で防ごうとするがすでに脚はなかった。 「しまっ!?」 フェイント。ミケロは幸村の背後に回り背中を蹴り飛ばした。 幸村は蹴りにより飛ばされるがその体をキャッチされる 「かたじけないでござるピッコロ殿!!」 飛ばされた幸村を支えたのは主君でもなく従者でもなく戦国武将でもなかった。 されど内に秘める熱き心。高き魂の持ち主。 生きる世は違えど数々の場を通り超えた彼の持つ魂は同じ漢そのもの。 互いが互いに言葉をかけなくても分かる 「何、気にすることはない……が」 幸村が離れるのを確認し目線を元の場所へ戻す。 ピッコロは幸村とミケロの戦いを見てた訳ではない。加勢が出来なかったのだ。 本来ならば二人ががりでも厳しい相手だろう。 この場に居る者達は強い。だが目の前にいる物体の強さは其を凌駕する存在。 「どうした?ピッコロよ」 その名は人呼んで、完全体セル ★★★ そんな彼らが戦いを繰り広げてる会場の周りの観客席。 一人の少女が立っていた。彼女の名は御坂美琴。 学園都市のお嬢様学校に通う中学生だ。 だが彼女も会場に呼ばれた身。只の中学生ではない。 能力者。それも最強の一角のレベル5であり学園都市三位の兵。 それが彼女、御坂美琴だ。 しかしそれを差し引いても彼女は何故自分が此処に呼び出されたのはまったく理解が出来なかった。 まずは状況を確認しようと近くに合ったバックを拾い名簿を取り出す。 知った名前は三つ。二つは出会った事があり、一つは間接的にだが聞いた事のある名だった。 上条当麻。彼こそ何故呼ばれたのか。之が一番理解出来ない。只の学生。 だがいつもみたく誰かのためにその身を投げ出したら。理由は生まれる。 一方通行。学園都市に君臨する最強の能力者第一位。 過去にクローンではあるが自分の妹達を殺し続けた。 垣根帝督。直接の出会いはない。が、噂は聞いた事がある。 自分の上に立つ第二位。 学園都市の頂点に近い三人が居るから実験か?それとも別のものか。 唯一言える事は彼、上条当麻は人を助ける。それが殺意を隠した鬼だとしても。 なら、そうなる前に。自分が止めなくては。心に決める。 別に彼の事が心配ではないという事を銘じて。 そして戦いに目を移す。 そこには信じられない光景が目に入る。 炎を纏う二本の槍を操る男、其に脚で対応する男。 とてつもない速さで戦い、尚且つ謎の光線を放ちながら戦う緑の存在。 「何なのよ一体……」 「まったくわけがわからないよ」 美琴の声に返事を応じたのは一匹の白い動物だった。 突然現れた動物に困惑する。 そして声を出したことにも反応する。この会場には自分の知らない未知が溢れ過ぎだ。素直に思う。 そして目の前の存在はこちらに話しかけようと、声を出した。 「僕の名前はキュゥべぇ!美琴、僕と契約して魔法少女になってよ!!」 ★★★ 「「うおおぉぉぉぉおおおおお!!!!」」 両者の雄叫びが交差する! 幸村の猛攻をミケロは避けているがその顔段々と必死さを帯びていく。 通称、烈火。連続で繰り出される突きがミケロに襲いかかる。 「ちぃッ!!」 槍がミケロの右肩を貫く事に成功する。 ミケロは急いで距離をとるがこの行為は彼にとって不幸を招く。 前を見据えると紅い竜巻が自分を包み込む。何が起きたか判らない。 竜巻の奥。 そこには対の槍を繋げ紅蓮の竜巻を起こしている幸村の姿が会った。 そして竜巻は体に傷を負わせながらミケロを壁へと突っ込ませた。 そして幸村は劣勢を強いられているピッコロの元へ駆け出す 「今行くでござる!ピッコロ殿ぉぉおぉおおおぉぉ!!!!」 ★★★ ピッコロが一気に距離を詰めセルの顔面に右ストレートを放つが首を曲げ簡単に避けられる。 左の拳も同様に避けれてしまう。 ピッコロは目にも見えない速さのラッシュでセルに襲い掛かる。 だがセルは攻撃一つ一つが見えているかの様にまったく攻撃が当たらない。 そしてピッコロの右手を掴み笑みを浮かべる。 するとピッコロは奥の方へと投げられる。が受身を取り体制を整える。 手を前方に翳し気弾を放つ。 対するセルは人差し指を翳し先から小さい光線を放つ。 光線は気弾を破りピッコロの右肩を貫く。 「ぐッ!」 「残念だよピッコロ。お前は此処でお別れだ」 セルが一瞬でピッコロの前に現れその手に気を集中し始める。 集められたエネルギーは輝き始め今にもピッコロを殺そうと音を上げている。 「さらばだ、ピッコロ!!」 「させてたまるかああぁぁぁあぁぁぁあああ!!!!!」 空から降下して来る幸村はセルへと槍を振り下ろすが避けられてしまう。 突きも払いも斬撃も同様にセルは淡々と避けて拳を振り下ろす。 幸村は槍を交互にし防ぐがその衝撃で後方に後ずさりをしてしまう。 そこにセルが追撃を行おうと距離を詰めようとするが突如の電撃により中断する。 三者が一斉に目を向けると場に相応しくない一人の少女が居た。 少女はピッコロ、幸村に近寄り声を掛ける。 「私も力を貸すわ」 三人は簡単な自己紹介を済ませセルを睨む。 幸村は少女を戦いに参加させる事自体に反対を示していたが状況を理解する。 ピッコロも強いがセルには押され続け劣勢を強いられているこの状況。 戦力が必要なのはたしかだった。 そしてその遥か後方に一つの足音が聞こえ全員が振り向く。 そこには同じ悪を倒す力となってくれる強き心の持ち主、美食屋四天王ココ。 「僕も力を貸そう」 今此処に住む世界、生きる世界は違えど同じ魂を持った四人が揃った。 「なら精々楽しましてくれよぉ?」 最初に動き始めたのはセル。 常識を超えた速さで標的に仕留めたのは美琴だ。 美琴の正面にまるで瞬間移動の如く現われ拳を顔面へと伸ばす。 予期せぬ事態に美琴は彼女にしか出来ないやり方で対応する。 電撃による筋肉への刺激。 これにより一瞬であるが人間の限界に近い反応速度を取る事が可能になる。 間一髪で拳を避けると追撃を止めんばかりにココが割ってはいる。 ココの持つ力は毒。彼は全身から毒を使う力に長けている。 右足が紫を帯びた毒の足と化す。 「お前、死相が見えるな」 ココの放つ蹴りがセルに当たりセルを後方へと押し戻す。 放った毒は致死性のある猛毒。人間ならば死ぬまでそう時間は掛からない。 だがセルは食らったばかりか、その顔は笑みに包まれていた。 ココが戸惑った顔するとセルは自分の腰付近に目を落としココの視線を誘導する。 そこに在ったのは毒により原型を留めていないバックが在った。 「毒か。それも質が高い。貴様は人間か?」 「残念ながら扱いはちゃんとした人間さ」 ★★★ 「まったく契約してくれればいいのに……」 現在キュゥべぇは観客席から独りで会場の戦いを眺めている。 結果だけを述べるなら美琴が戦っている以上彼女との契約は失敗してしまった。 彼女はまともに説明も聞かないまま戦いに行ったため魔法少女の意味を知らずに飛び出した。 彼女としては良かったかも知れないが、キュゥべぇとしては残念極まりないことである。 鹿目まどか。最高の素質を持つ彼女も今は魔女へと生れ果てた身。契約は出来ない。 目を付けたのが美琴。魔法少女へと生れる素質を持つのは彼女だけ。 他の女は何かしらの魔術的な存在と為っているから。 この場における魔法少女の真実を知る者。 鹿目まどか、美樹さやかは魔女と生き、 佐倉杏子、暁美ほむらは最早常識的な判断が下せない状況であり、 巴マミは真実にすら気づいていない。この場は契約が出来る絶好の機会だったのに。 だがこの場ではどうやら魔法少女(?)に制限は無いらしい。つまり―――― 武神や拳王も魔法少女(?)に成れる素質があるのだ。 「ん?」 どうやら会場に又一人誰かが来たようだ。 幸村達に取って吉と出るか凶と出るか。それは誰にも分からない。 ★★★ 「どうした、どうしたどうしたぁあああああぁあ!!!」 唸り声と共ににセルの連打が幸村に襲い掛かる。 その速度は最早常人では目に見えない程の速度までに到達寸前と言った所だった。 幸村も捌いたり避けたりしてはいるものの徐々にセルの攻撃は体に当たっている。 連打の拳と拳の隙間を狙い槍を突き刺そうとするがセルは簡単に槍を手で掴み取る。 「う…うおおおおおおおおおおお!!!!」 幸村が掴まれた槍をセルに突き刺そうと雄叫びを上げ腕を押していく。 軋む腕。軋む槍。焦る幸村。笑うセル。 セルは飽きたのか槍を軽々と持ち上げ幸村と一緒に空中に放り投げる。 右手は翳し幸村を定める。手には緑の気が目に見えるほど増大していく。 幸村も槍を自分の前に盾代わりになるように出すが時すでに遅し。 防ぐ事も出来なければ空中では身動きも出来ない。そしてセルは手の向きを幸村から逸らす。 セルの右方向へと発射された気弾は美琴の放つ電撃と衝突し大きな光と共に消滅していく。 「アンタの敵は一人じゃないのよ」 「余裕があるのかい?レディちゃん?」 美琴が声を出した時、既にセルは美琴の前へと移動を完了させていた。 美琴の顔は圧倒的な力の差による劣等感、これから起きる事に対する恐怖心に包まれていた。 容赦無いセルの拳が美琴の腹に直撃し美琴の体は地面を跳ねる様に飛ばされていく。 その先には幸村が居た為美琴の体は動きを止める。 手を抜いていたのか骨は折れていないが跳ねた事により制服の一部が破けてしまった。 破廉恥な!と幸村なら言いそうだが今はそんな状況ではない。 セルがこちらに攻撃しようと手を翳すが今度はココが毒を飛ばしそれを中断させる。 「大丈夫でござるか!?」 「な……何とかね」 「ふん、貴様の毒はこの私に効くかな?」 「なら試してみると良い。僕の毒をね!!」 ココは毒硬化させ毒の剣を創りセルに斬りかかるが避けられる。 セルも反撃をするが毒の剣を盾にされては殴れないため拳を引っ込める。 剣の毒を溶かし広範囲に毒を飛ばすがセルは空に飛び毒を避け下降し蹴りを繰り出す。 ココは体を反らし回避。毒を纏った拳を突き出すがセルも避ける。 美琴が電撃を飛ばすも簡単に避け、幸村が挑んでも簡単に退ける。数は有利だが幸村達は劣勢を強いられていた。 距離を詰めたセルはココに攻撃を繰り出すがココはとうとうセルの腕を掴む。 たしかに手は抜いていたがこの速度の攻撃を遮断した事にセルは若干驚いた。 「やっと捕まえた……!!」 ココの体からは毒が溢れ出しセルに与えようと活気を見せる。 対するセルは異様に毒から恐怖を感じその顔は此処に来て初めて不安を見せる。 毒はココの腕を伝い今にもセルに到達していようとしていた。 「や、やめろおおおぉおおぉぉおおおお!!!!! とでも言うと思ったか?」 ココが目を開いた時にはセルは自分より遥か後方に居て自分は床に伏せられていた。 一瞬。本の一瞬だった。セルが腕を振り下ろしココを伏せ自分は後ろに距離を取った。 見ていた幸村達も気が付いたらココが伏せセルが余裕の表情をしていた。 「中々楽しかったぞ。だがこれまでだ。」 セルは余裕の表情をし周りの敵に目線を移していく。完全に勝った。 自然とセルは大きく声を上げ高笑いをしていた。 「お前は……だ、大事な事を忘れている……!!」 「なん……だと?」 「そうだ。よく考えればいい。……己の馬鹿さを……!!」 これまでの戦い。全てにセルが圧倒的力を見せ続け戦いを圧倒していた。 戦国武将の力、超能力者の力、四天王の力。全てに勝っていた。 この三者に。そう三者なのだ。セルは気づいたのか後ろに振り向く。 そう。セルは敵を侮辱し圧倒的力で遊んでいた。だから玩具が一人減った位じゃ気づかなかった。 「ピッコロオオォォォオオォオオォォオォオオオオオオ!!!!!!」 「残念だったなセル!お前は俺達を甘く見すぎた!!」 ピッコロの放つ魔貫光殺砲が最早当たる寸前とまで来ていた。 ピッコロが戦いに参加しなかったのは気を最大限いやそれ以上に溜めていたから。 これでセルが倒せるとは思えないが確実に重傷は与える事が出来る。 時間稼ぎは成功し尚且つセルの隙も突けた。完全。完璧なタイミングだった。そして魔貫光殺砲はセルを貫く事は無かった。 「え?」 全員が戸惑いの声を上げる。既にセルはピッコロの前まで現れた。 移動ではなく現れた。そう超スピードによる移動ではなく瞬間移動。 セルの腕がピッコロを貫くには時間はいらなかった。 「ピ、ピッコロ殿おおおおお!!!」 幸村が駆けるが時既に遅し。セルは血に染められた手を幸村に翳し気弾を放つ。 気弾は大きな音をたて爆発するが幸村はそれでも走り続ける。 セルが更に反撃しようとするがその体は鎖に包まれる。 「刈れ、風死」そんな掛け声と共に。 「ピッコロ!貴様ァ!!」 幸村は槍を振りかざしセルの体を斬りつけ鎖と一緒に飛ばす。 風死。とある隊の副隊長が使う刀。解放と共に対の鎖でつなげた刀となる。 「許さんぞ貴様らアアアァァァッァァアアア!!!!!!!」 怒涛の雄叫びを上げるセル。第二ラウンドの幕が切って落とされ――――― 「俺も混ぜろよ」 鬼が襲来し辺りは緊張に包まれ一瞬の静寂を誘い気づけば勇次郎とセルは攻防を繰り広げる。 勇次郎はセルに劣らず張り合いまるで人間を超えた動きを魅せ戦いを続ける。 残されたココは幸村に語りかける。 「行けるよな?幸村」 「漢には退けぬ時がある」 傍に居た美琴は二人が何を言っているのか理解していない。だがピッコロは何か悟った顔をしていた。 ピッコロは言いたい事があるが黙る。否、言えないのだ。 幸村達の、覚悟を決めた眼を見て。 「ピッコロ君は一度引くんだ。後は僕達が抑える。美琴は診療所まで連れて行ってあげるんだ」 美琴は驚愕する。ココはあのセルを抑えると言った。 皆、4人でも劣勢を強いられる相手をたった二人。更にあの勇次郎まで居る状況で。 敵う筈が無い。決して甘く戦況を語ってる訳では無い。むしろ悲観的と言っても過言ではない。 だが歯が全く立っていないのも事実。そして何よりも絶望。敵う希望が見えて来ない。 「引けってアンタ達アイツに殺されるわよッ!?」 だから出る本音。殺される。素直に思う感想だ。 だがココは、幸村は決して諦めていない。幾ら壁を見せられても。 乗り越えればいい。そう壁は、セルは単なる通過点でしかない。 己の夢、決意、覚悟。全てを背負い戦う。それが漢。 無論この漢達は元から諦めている気は無かったのだが。 「心配無いでござる。それより早く診療所へ!」 言葉を掛けられるが美琴は動こうとしない。 何と言っても戦力差が大きいのは事実。更に減るとなると一層戦いが辛くなる。 だがピッコロを早急に治療しなくては彼の命に関わるのも事実。彼女は決断出来ないでいた。 「ふんッ!」 セルと勇次郎の拳が衝突し衝撃が空気へと振動し大気を揺らす。 その一帯を中心にい風の音も聞こえない程の静寂が起きる。 「貴様、本当に只の人間か!?」 セルは正直幸村達との戦いの時よりも力を強めていた。 だが状況はどうだろうか。圧倒する筈が現に勇次郎は彼と対等に張り合っている。 その力は人間とは考えられない。もしや彼も―――― 「当たり前だろ?」 勇次郎が言葉と共に出した拳はセルを捉え彼を後方へと吹き飛ばす。 それを見ていたココが美琴達に指示を出す。 「今がチャンスだ!!早く!!」 それでも美琴は彼らを見捨てる事は出来ずに決断出来ないでいた。 ココが何回も促すが意味を成していない。 そしてピッコロが傷を抑えながら歩き出し美琴へと話しかける。 「い、行くぞ……」 「で、でも!!」 ピッコロが歩き出した為美琴は自然と彼に近づく形になる。 近くで見ると傷が想像以上に深い。これでは本当に命に関わる。 美琴は黙ってピッコロに肩を貸す。 彼女の肩を借りたピッコロは最後に振り向き言葉を残す。 「……死ぬなよ」 「無論、拙者は命尽きる気など無いでござる」 「僕達も運が良ければそっちへ行く。行かなかったらもう一度来てくれ」 ピッコロの姿が見えなくなるのを確認すると二人は構える。 今一度起きる激闘に備え。 「さてどこまでいけるかな?」 「真田幸村――――参る!!」 こうして更なる激闘のゴングが鳴り響く―――― 【C―4武道会会場/1日目・深夜】 【真田幸村@戦国BASARA】 【状態】 疲労(中)、全身に傷(小) 【装備】 幸村の槍@戦国BASARA 【持ち物】 ランダム支給品0~3、基本支給品一式 【思考】 基本: 悪の主催を倒し元の場所へと帰還する。 1: セルを倒す。 2: 頼れる者との協力。 3: 親方様をお守りする。 【備考】 ※参戦時期はお任せします ※名簿を確認していません。 【ココ@トリコ】 【状態】 疲労(中)、毒消費(三割) 【装備】 普段着(上半身裸) 【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式 【思考】 基本: 主催を倒し小松を救出し帰還する。 1: セルを倒す。無理なら隙をみて診療所へ。 2: トリコ達と合流し小松を救う。 3: 水の確保。 【備考】 ※参戦時期はカジノ編直前 ※毒=体内の水分です。 【セル@ドラゴンボール】 【状態】 疲労(小)、体に裂傷、腹に痛み、怒り 【装備】 【持ち物】 【思考】 基本: 全てを殺し主催も殺す 1: 目の前の人間達を殺す 2: 悟空達に借りを返す 【備考】 ※参戦時期は死亡後 ※戦闘力に制限有り 【御坂美琴@とある魔術の禁書目録】 【状態】 疲労(中)、全身に傷(小) 【装備】 制服(若干損傷) 【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式 【思考】 基本:皆の元へと帰る 1: ピッコロを診療所に連れて行って休ませる。その後戻ってくる。 2: 上条と合流してあげてもいいんだからね! 3: 一方通行に第二位には警戒 【備考】 ※参戦時期は少なくても妹編以降 ※殺し合いに学園都市が絡んでると若干疑っています。 【ピッコロ@ドラゴンボール】 【状態】 疲労(中)、肩に穴(重傷)腹部に穴(重症) 【装備】 【持ち物】 ランダム支給品0~2、基本支給品一式 【思考】 基本: 主催を倒す。ドラゴンボールも視野にいれる。 1: 傷を治す。 2: 悟空達と合流し悪を倒す 【備考】 ※参戦時期はセルゲーム以降 ※命には一刻の猶予もありません 【ミケロ・チャリオット@機動武鬪伝Gガンダム】 【状態】 疲労(中)、肩に穴、気絶中 【装備】 【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式 【思考】 基本:気絶中 1: 気絶中 【範馬勇次郎@グラップラー刃牙】 【状態】 【装備】 【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式 【思考】 基本: 不明 1: 強き者と戦う 【備考】 ※参戦時期は書き手さんに任せます ※戦闘力に制限はありません 【キュゥべぇ@魔法少女まどか☆マギカ】 【状態】 【装備】 【持ち物】 【思考】 基本: 契約♪ 1: 美琴と契約したい 2: まぁ誰とでも出来るんだけどね♪ 【備考】 ※参加者ではありません。主催側です。が、殺す事は出来ます。 ※会場は荒れまくっています ※セルのバックは毒により消滅 ※地面に風死が落ちています アルティメット・バウト 時系列順 チョーシに乗るな アルティメット・バウト 投下順 チョーシに乗るな GAME START 真田幸村 地上最強の魔法少女 GAME START ピッコロ 幕間は終わり GAME START セル 地上最強の魔法少女 GAME START ココ アルティメット・バウト2 GAME START 御坂美琴 幕間は終わり GAME START ミケロ・チャリオット 進撃のサイヤ人-思春期を捧げた男の輝き- 開幕 範馬勇次郎 地上最強の魔法少女 開幕 キュゥべぇ 地上最強の魔法少女
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オンリーや敵減のある地図に「イケない通路」が存在する地図が複数あるようですので、抜き出してみました。 目視出来るものと、出来ないものがありますので個々で確認してみて下さい。 ちなみに「イケない通路」の最浅は、B1F。 特殊フロアはありませんが、地図RANK02から存在します。 オンリー・敵減該当フロアにイケない通路がある地図 オンリー・敵減該当フロア以外のフロアにイケない通路がある地図
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ある学園の日常 製作者:wikiの人 ◆SlKc0xXkyI 登場人物:西田……変人(男) 長井……常識人(女) 佐藤……エロ(男) 村山……姉御肌(女) 【舞台:プールサイド】 佐藤「来た……来た、来た、来た……! ついにこの季節が!! ビバ、プール開き!!」 西田「ははは相変わらず堂々と劣情を公開しているな君は?」 佐藤「男として当たり前じゃないか! 僕は今、猛烈に感動している!」 西田「それはいいんだが、君は観察するだけで満足できるタイプだったか?」 佐藤「何をバカな! 観察するだけでも無論いい、確かに素晴らしい! だけど真に求めるものは、肉体的接触! 年頃の少女達との肉体言語による語らいこそが至上だと、僕は激しく主張する!」 西田「うむ、君の気持ちはよく分かった。 しかしその欲望シャウトによって、女子がドン引きしているようだ」 佐藤「どうしてもっと早く言ってくれなかった!?」 西田「言ったところで、君を止めるのは不可能だったと思うのだが」 佐藤「ああ、確かに……すると僕の夏は、遠くから眺めるだけで終わるんだ……」 長井「二人とも、なに変態的なこと言ってるの?」 佐藤「女神降臨! どうです長井さん、僕と一緒のビート板使いませんか!?」 長井「私、泳げるから」 佐藤「にべもない! やはり女子なんて、夏が見せた儚い陽炎に過ぎないのか!?」 西田「長井さん。バカはどうでもいいとして、ちょっと話があるんだが」 長井「なに? 触らせて欲しいとか言ったら蹴るよ?」 西田「どこを蹴るのか気になるが、まあいい。 少し両腕を上げてもらえるだろうか?」 長井「? こう?」 西田「ふむ……合格だ」 長井「へ?」 西田「ムダ毛の処理は完璧だな、花丸を進呈しよう」 長井「ば、バカ!? そもそも生えてないよ!!」 西田「生えていない、だと? 何が生えていないのか分からないのだが」 長井「そ、それは……」 西田「何が生えていないのかね? 言ってみるといい。 さあ、恥ずかしがらずに大きな声で! 水面を揺るがすほどの大声で!!」 村山「なーにセクハラしてんのよ、バカ二人」 佐藤「いや僕までカウントするのはおかしいって! 僕は西田と違って、どうせやるならもっとダイレクトにやる!」 FX-01 風切り音 佐藤「ひ、ひぃぃ……!? ビート板で肌が切れたぁ!?」 村山「何をダイレクトにやるのかしら? ちょっと聞かせてもらえる?」 佐藤「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!! 僕が悪かったです、もう何も言いません! ああ村山さんて脚がキレイだなぁ!」 村山「お世辞なのかセクハラなのか、いまいち曖昧ね……。 うん、分かりにくいから一発蹴っとくわね?」 佐藤「ああっ、どうせ蹴るなら太腿のあたりで蹴ってください!」 村山「うるさい死ね」 FX-02 打撃音 FX-03 水音 村山「……エロは滅んだか」 長井「ありがと。助かっちゃった」 村山「お礼なんていいのよ? ああいうバカは誰かが消さなきゃいけないしね。 西田も、あんまり変なこと言ってると叩き落すわよ?」 西田「別に構わんが……時に村山」 村山「何よ?」 西田「君の沈めた佐藤が浮いてこないのは、何故だろうな?」 村山「…………やっぱ金的はダメみたいね」 西田「悶絶地獄に無呼吸の苦しみか。魔女狩りも真っ青の極刑だね? さらば佐藤、君のことは忘れまい」 長井「だ、ダメだよ!? ほら西田くん、人死にが出る前に助けなきゃ!」 西田「何故俺が? 佐藤はあれでも男だ、死んでも問題はない」 長井「あるよ!? すっごくある! 下手したら、佐藤くんが新しい学校の七不思議になっちゃうよ!」 西田「大丈夫だ。既に不思議だから何も問題はない」 長井「あ、それもそうだね」 佐藤「ちょっとー!? なんか今、僕の命がすっごい軽視されてる気が!」 村山「黙って死んでなさい」 FX-01 風切り音 FX-04 衝突音 西田「うむ、見事なビート板投げだ。素晴らしい」 村山「田舎じゃイノシシが相手だし、あれぐらいちょろいもんよ」 長井「イノシシって……」 西田「はははゴリラのような女だな?」 FX-02 打撃音 FX-03 水音 村山「……無礼者も滅べ」 長井「あ、あの、村山さん? なんか西田くんも佐藤くんも、浮いてこないよ?」 村山「あらやだ。ちょっと加減間違えたかしら」 長井「間違えたじゃ済まないよ!?」 村山「大丈夫よ。ほら、私ってドジっ子だから」 長井「あんまり詳しくないけど、たぶん使い方間違ってるよ!」 村山「そう? ま、どうでもいいじゃない。 バカは頑丈だから、ちょっと呼吸停止しても死なないし」 長井「それ死んでるよ! 誤診の余地なくご臨終だよ!」 村山「地獄に落ちればいいのにね?」 長井「笑顔で言わないでよ! ……もう。ちょっと引き上げてくる!」 FX-03 水音 長井「早く助けないと――ひゃあっ!?」 佐藤「女体キャッチャー発動! 捕まえたからには放さない!」 長井「いやー!? だ、誰か……!」 佐藤「ミイラ取りがミイラになるとはまさにこのこと! さあ長井さん、観念して僕とめくるめく桃色パラダイスへ行きましょう!」 長井「や、やだ、やめてって! 本気で怒るよ!?」 佐藤「やれるものならやって――あれ? な、なんか、妙に体が冷たいような……?」 西田「――君の海パンを奪わせてもらった、沈んでいる間にな。 これを返して欲しければ、長井さんをこちらに渡せ」 佐藤「くっ、なんでだよ西田! なんでお前がそんなことをする!」 長井「っていうかくっつかないで、お願いだから! なんか足に当たってるー!?」 西田「ははは決断は速やかに頼むよ。 何せこのままでは、君が性犯罪者の仲間入りだ。それもいいとは思うが」 佐藤「よくない! ……くそっ、分かったよ。 今回は僕の負けだ、素直に解放しよう」 西田「うむ。さあ長井さん、こちらへ」 長井「あ、ありがとう西田くん……ホントに助かったよ」 西田「なに、礼を言われるほどのことでもない。 ただ少しばかり、動かないでいてもらえるか?」 長井「え? う、うん……何?」 西田「なんのことはない。 しかるべき報酬として、少し揉むだけだ」 長井「君も結局それかぁー!? し、信じてたのに! ちょっと他の人とは違うと思ってたのに! 実は佐藤くんの類似品じゃん!?」 西田「待て、俺が要求するのは報酬としてのバストだ。それ以上はいい。 佐藤と違い、俺は実によくわきまえていると思うが、どうだろう?」 長井「うんうん、その主張をわきまえようね? 殺したくなるから!」 西田「無理を言うものではないよ。 プールの中で、どうやって俺を殺すと――」 FX-01 風切り音 Fx-04 衝突音 西田「ぐはぁっ!?」 長井「び、ビート板……村山さん!?」 村山「中に入らないでも、手段は意外とたくさんあるのよ。 ほら、長井もバカが復活する前に上がりなさい」 長井「う、うん!」 村山「はぁ……うちの男どもは、揃いも揃ってバカなんだから……」
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, -  ̄ ̄ ` ... ´ ./ . i ヽ / . .i. . . | \ ,. . . .i | . | i ヽ ヽ / / | { i| | | ', ,' / / レ | /i |、. ヽ ., i / i. .. . .i. . . . . | ト、 |_ .| .i ' . . | .,'|斗. . . . | / ヽ | ヽ. . | . . i | ,. i | イ| .ハ i./ ,ィテ=ミ、',. . l l | }. . . | . . | / レ ヽ / {{ir'. ハヾヽl / レi} | . . . |. . . | } ,ィテ=ミ、', { ヾV"゚ソノ | /-、 人 | i/ 、. \ l〃ir'. バ `¨´ | / ∨`ー { ∧. .\ /`ヽV"゚リ |/ ゝ }' レ' ヽ . i ヽ , `¨ ' "" _/ ∨ . . . /` "" 爪/ | )ル'\ ヽ __ イ ∧| ヽ..ー、 ` / . ,、 . } ∨ >.、 /i . . ./ ヽ| 〉/ リ } i≧ ´ レヽ i/ムイ. ノ -} 斗- , -/ \ / / _ / } _>iヽ ,′ __,ィ. ´i i. イ/).}ヽ / _イ´ } | |/ / 厂| ∨ 憂「どうしたの、急に真剣な顔で」 和「私はいつも真面目じゃない」 憂「……確かに。それで、お姉ちゃんの事って?」 和「最近、唯があんまり私に構ってくれないの」 憂「あははっ、和ちゃんは本当にお姉ちゃんが大好きだね!」 和「///」カァッ 憂「もっと素直になって、お姉ちゃんに直接言えばいいのに」 和「言うって?」 憂「寂しいから、もっと構って、って」 和「そ、そんな事、言える訳がないわよ!」 憂「んー、でも確かに。最近のお姉ちゃんは軽音部で忙しそう」 和「やっぱりそうなのね」 憂「和ちゃんも生徒会の仕事が忙しいんじゃないの?」 和「そんなの、唯が構ってくれないから暇つぶしにやってるようなものよ」 憂「暇つぶし、って……」 和「もし唯が部活の後、私と一緒に帰るために校門で待っててくれるなら、仕事なんか全部瞬殺するわ」 憂「和ちゃんの場合、本当に瞬殺できそうだからなあ」 和「たとえ会議があっても中断するわ」 憂「それはダメだよ!」 和「冗談よ。でも実際は、唯は軽音部のみんなと帰っちゃうから……」クスン 憂「そうだね。お姉ちゃんはいつも軽音部のみんなと帰ってるみたい」 和「時々アイス屋に寄ったり、ゲーセンに寄ったりしてるんでしょ」 憂「う、うん……(時々じゃなくて、いつもだけど)」 和「どうして私と一緒に帰ってくれないのかしら」 憂「中学までは、よく一緒に帰ってたもんね。和ちゃんとお姉ちゃん」 和「そうよ。でも高校に入ってからというものの、そんな記憶は数えるほどしかないの。悲しいわ」 憂「そこまで言うなら、和ちゃんが校門のところで待っててあげれば……」 和「ダメよ、そんなの」 憂「どうして?」 和「私が寂しくて、唯に構ってほしいみたいじゃない」 憂「……いや、その通りじゃないの?」 和「その通りだけど、唯にそんな事を気付かれたら、私もう学校に行けないもん!」 憂「『行けないもん!』って……」 和「はぁ、困ったわ」 憂「えーと、つまり和ちゃんは」 和「うん」 憂「お姉ちゃんに構ってほしい事を悟られないように」 和「うん」 憂「お姉ちゃんに構ってもらいたい、って事だよね」 和「さすがね、憂。話が早くて助かるわ」 憂「さーて、どうすればいいんだろう? お姉ちゃんは別に、和ちゃんを軽く扱ってる訳じゃないと思うんだけど」 和「軽音部のみんなの事ばっかりじゃなくて、もうちょっと私の事も気にかけてほしいのよ」 憂「うーん……」 和「中学の頃みたいに、とまでは言わないけど、いや、やっぱりあれくらい一緒にいてくれたら嬉しい」ニヘラ 憂「ひとつ思ったんだけど」 和「うん」 憂「お姉ちゃんにとって、和ちゃんは空気みたいな存在なのかもしれない」 和「く、空気!?」ガーン 憂「あっ、いや、そっちの意味の空気じゃなくて」 和「じゃ、じゃあ……」 憂「近くにいる事が当たり前すぎて、ありがたみに気付かないっていうか」 和「うん」 憂「逆にいなくなったら死んじゃうみたいな」 和「そう聞くと、悪くない気もしてくるわね」 憂「そうでしょ?」 和「でも、やっぱりそれだと寂しいじゃない。唯が私の存在を気にかけてくれない、って事は変わらないし」 憂「和ちゃんは、小学校に入る前からずっとお姉ちゃんと一緒だったからね」 和「そうね、もう10年くらい経つのかしら」 憂「だからお姉ちゃんにとって、和ちゃんがそういう存在になるのは、ある意味では仕方ないと思う」 和「そんな……」 憂「ほら、結婚して何年も経った夫婦は、どうしてもマンネリに陥るって言うでしょ」 和「私と唯は熟年夫婦!?」 憂「あははっ、和ちゃんはきっと世話焼き女房さんだね」 和「……それはちょっと本気で嬉しいけど、でもね」 憂「うん」 和「マンネリ、まさにそれだと思うの」 憂「うん」 和「何年も一緒にいた私よりも、高校で出会った軽音部のみんなの方が、唯にとって刺激的なんでしょうね」 憂「マンネリを打破する方法は、いくつかあると思うよ」 和「たとえば?」 憂「手っ取り早いのはイメチェンかな?」 和「イメチェン……」 憂「そう。和ちゃんのキャラクターを、がらっと変えてみるの」 和「ど、どうすれば変えられるのかな?」 憂「とりあえずメガネを外してみるとか!」 和「わ、わかった」スチャ 憂「はい、鏡。どうかな?」 和「……残念だけど」 憂「えっ、どうしたの?」 和「メガネが無いと、この距離でも鏡がよく見えないわ」 憂「うーん、そっか。でも和ちゃん、メガネを外すとイメージが変わって、すごくいいよ!」 和「具体的には、どんな感じ?」 憂「とっても可愛くて、とってもかっこいいよ!」 和「そ、そう。ありがと……」 憂「だからメガネをやめて、コンタクトレンズにしてみようよ」 和「コンタクトレンズ!?」 憂「どうしたの、急に大きな声で」 和「そんなの無理よ。却下、却下」 憂「えっ、どうして?」 和「だって、目の中に何か入れるなんて、怖いじゃない……」プルプル 憂「……わかったよ、和ちゃん。コンタクト案は無しだね」 和「う、うん。ていうかメガネ付けるわね。これが無いとよく見えなくて不安になるから」カチャ 憂「じゃあメガネは付けたままで、イメチェンする方法を考えよう。たとえば髪型とか」 和「髪型って言っても……」 憂「どうしたの、困ったような顔して?」 和「ほら、私は髪が短いでしょ」 憂「そうだね」 和「この長さじゃ、ヘアアレンジの種類も限られてくるんじゃないかしら」 憂「大丈夫、私に任せてよ!」ガラッ 和「……憂?」 憂「こんな時のために、色々なウィッグを用意してあるから!」 和「ウィッグって、おしゃれ用のカツラの事ね。どうしてそんなものを持ってるのよ……」 憂「いやー、お姉ちゃんの髪を切ってあげてるうちに、色々と道具が増えてきちゃって」 和「憂が切ってあげてたの!?」 憂「そうだよ、知らなかった?」 和「確かに、そう言えば、唯が美容室に通うところを見た事がないわ……」 憂「おかげで最近では、エクステまで自分で結べるようになっちゃった」 和「そ、それは凄いわね……」 憂「だから和ちゃんのヘアアレンジも、私に任せてね!」 和「わかったわ、憂に全部任せてみる」 憂「まずは、お手軽なアレンジからやってみようか」 和「これは、ヘアバンド?」 憂「カチューシャだよ。前髪を上げて、まとめるように付けてみて」 和「……これって、律が使ってるものと同じじゃない」 憂「そうだよ。イメチェンってね、誰かをお手本にして、その人のイメージに近づけてみるといいんだよ」 和「確かに、ただ漠然とこんなイメージ、ってやるよりも効果的ではありそうだけど」 憂「ほら、カチューシャで前髪を上げるだけで違うでしょ。律さんみたいに、元気で自由奔放な感じがする」 和「う、うん。言われてみれば、随分と印象が変わるものね」 憂「ただ髪型を変えるだけじゃなくて、キャラクターも変えてみるといいかも」 和「キャラクターを変えるって?」 憂「普段の和ちゃんのイメージって、真面目で静かなキャラクターだと思われてるでしょ?」 和「まぁ、きっとそんな感じでしょうね」 憂「そんな和ちゃんが、ある日突然、元気いっぱいの太陽みたいなキャラクターになって、お姉ちゃんの前に現れたら」 和「なるほど」 憂「いつもと違う和ちゃんの魅力に、お姉ちゃんもドキドキ。マンネリなんて飛んで行っちゃうよ!」 和「それ、いいわね!」 憂「それじゃ、律さんの喋り方や仕草を真似してみよう!」 和「律の真似、ねぇ……」 和「よっしゃあ、今日も頑張るぜー!」 和「こ、こんな感じかしら?」 憂「うーん……」 和「何か変だった?」 憂「いや、律さんの元気な感じはよく出てたと思うの。ただ……」 和「ただ、何よ?」 憂「ちょっとリアリティが足りないと言うか、律さんの魅力の一部しか表現しきれていないような気がするの」 和「別に私は、田井中律の役を演じる女優じゃないんだけど……」 憂「忘れちゃいけないのは、あくまで目的はお姉ちゃんを振り向かせる事なんだよ」 和「そうね」 憂「ただ律さんの口調で言ってみるだけじゃなくて、律さんとお姉ちゃんの関係を再現するくらいの気持ちでやらないと」 和「そうは言っても……」 憂「私も協力するよ。私がお姉ちゃんの役をやるから、律さんになりきって、私に接してみて」 和「わ、わかったわ」 憂「それじゃ私は、髪をほどいて、ピンで留めて……」 和「憂が唯の髪型になると、本当にそっくりね」ドキドキ 憂「ついでにストッキングも、と」 和「それ、まさか唯のものじゃないわよね!?」 憂「あははっ、そんな訳ないじゃない!」 和(……本当かしら?) 憂「それじゃ、やってみるよ?」 和「う、うん」 憂「りっちゃん、おはよう~」 和「おぉ唯、今日も元気だな~」 憂「……ちょっと一旦ストップ」 和「もう、何よ?」 憂「今の感じ、すごくいいんだけど、もう一捻り欲しいの。律さんの悪戯心を取り入れてみたい」 和「悪戯心って、どういう事よ」 憂「『げへへ~、今日はどんなパンツ履いてるの~?』みたいな、しょうもない冗談を言ってみるとか」 和「憂、律に対してどんなイメージを持ってるのよ……」 憂「それじゃ、もう一度いくよ?」 和「わかった」 憂「りっちゃん、おはよう~」 和「おぉ、唯。今日も元気だな、パンツは何色だ~」ピラッ 憂「……きゃあっ!?」 和「って、素に戻らないでよ」 憂「いや、だって、本当にスカートをめくるとは思わなかったんだもん!」 和「……もしかして、違った?」 憂「律さんの悪戯は可愛らしいけど、和ちゃんのは完全にエロオヤジだったよ!」 和「エ、エロオヤジだなんて」 憂「もう一回やるよ。下ネタも爽やかにね!」 和「わ、わかったわよ……」 憂「りっちゃん、おはよう~」 和「おぉ、唯。今日も元気だな、どんなパンツ履いてるんだ?」 憂「うふふふ。実は黒パンツなんですのよ、奥さん」ヒソヒソ 和「なんとなんと、そりゃ~大胆じゃないか」ヒソヒソ 憂「そう、今日の私はいつもと違う、大胆な平沢唯なのですっ!」 和「やっほーい、黒パンツ最高ー!」 憂「……」 和「ど、どうかな?」 憂「やっぱりエロオヤジっぽいね」 和「そ、そんな!」 憂「でも律さんの元気な感じは再現できてたし、ヒソヒソ話でさり気なく肩に手を回したのもポイント高いよ!」 和「そう言えば、律の真似をしようと思ったら、自然とそうなったわね」 憂「いつもの和ちゃんだと、恥ずかしがって、お姉ちゃんにあそこまで接近できないでしょ?」 和「確かに……」 憂「ほら、これが物真似の力だよ。普段できないような事も、誰かの真似ならできる」 和「うん」 憂「そして、その真似を続けてみると、いつの間にかそれが自分のキャラクターとして定着しちゃうんだよ」 和「なるほど」 憂「よーし、この調子。次は澪さんでやってみようか」 和「まずは髪型ね。これは地毛じゃ長さが足りないから……」 憂「黒髪ストレートのロングだから、このウィッグを付けてみてね」 和「こう、かしら……」ファサッ 憂「うん、これもいい。和ちゃんは元々の顔立ちが整ってるから、どんな髪型も合うね」 和「ちょっと照れるわね///」カアッ 憂「和ちゃんの恥ずかしがり屋なところ、澪さんに近いものがあるかも」 和「確かにそうかもね」 憂「でも、澪さんのキャラクターになりきるには、さらに付け足す要素があるよ」 和「それは何なの?」 憂「怖がりで、泣き虫なところ」 和「なるほど、それは私には無いわね」 憂「和ちゃんはいつも冷静だからこそ、澪さんみたいな意外な一面を持っていると、ギャップがあっていいと思うんだ」 和「わかった、やってみましょう」 憂「じゃあ、同じようにやってみるよ」 和「わかった」 憂「澪ちゃん、おはよう~」 和「おはよう、唯」 憂「そうだ、ねぇねぇ聞いてよ~」ズイッ 和「な、何だよ」 憂「昨日ね、何となく、コピー用紙をまぶたに挟んでみたんだ」 和「う、うん」ビクビク 憂「それでね、思いっきりピュッ!って横に……」 和「わー、わー、わー!!!」 憂「……迫真の演技だったね」 和「そ、そうでしょ。澪とはクラスも一緒だったし」 憂「ていうか、演技じゃなくて本気で怖がってた?」 和「そそそ、そんな事ないわよ。今のは澪の性格をイメージして」 憂「……眼球に傷が付いちゃって、視界が急に紅く」 和「きゃあっ、ストップ!」 憂「……和ちゃん」 和「な、何よ」 憂「かわいいね、和ちゃん」ニッコリ 和「憂、私の事バカにしてるでしょ!?」 憂「そんな事ないよ~」ニコニコ 和「その言葉が信用できない!」プンスカ 憂「どうやら澪さんのキャラクターは真似するまでもないみたいだから」 和「うぅっ、私の抗議が軽く流された……」 憂「次は紬さんみたいな、おっとりぽわぽわ和ちゃんを試してみようね」 和「ていうか憂、私で遊んでるでしょ!?」 憂「だからそんな事ないってば~」ニコニコ 和「もう、何を言っても無駄みたいね……」 憂「はい、このブロンドのウィッグを付けて」 和「こうね」ファサッ 憂「これは……」 和「ど、どう?」 憂「金髪に赤フレームのメガネが、なんだかとってもおしゃれな感じ!」 和「ありがとう。私もこれは普通にアリだと思うわ、イメージも変わるし」 憂「そうそう、肝心なものを忘れてた」 和「何かしら?」 憂「はい、付け眉毛」 和「……付け眉毛!?」 2
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福島大野病院事件 地方の医師不足(最新追記8/8) No.11 産科医さん 医療事故は誰にでもわかるミスと同じ専門家が見てもミスとみるかどうかわからないものがたくさんあります。ある有名な監督の胃癌の手術を腹腔鏡で7時間もかけてやったというのも医療ミスと見る外科専門医もあります。そのような長い臨床経験のある専門家でも判断が分かれる難しい問題に、学生の医師国家試験のあんちょく本に書いていることを根拠に逮捕、起訴するという馬鹿なことをした福島県の警察、検事。それがネットで全国の産科医に知らされ震え上がらせたことが、今年の全国の産科医が逃げ出し始めた最大の原因。第一線の産科医はそう思っています。 No.82 kitaさん 福島の事件は「最善を尽くしたが結果として助けることができなかった」と考えられる事件だと思います。少なくとも現場で働く医師のほとんどがそう考えています。それをあのように大々的にテレビで中継しながら逮捕し、なおかつマスコミは医師を一方的に叩きました。以前から産科・小児科は激務が続いていて、限界が近づいていましたが、とどめを刺された感があります。 医療崩壊に対する制度論的対策について(その1) No.32 立木 志摩夫さん あの逮捕・起訴で一番問題だとおいらが思うのは、医者から見て検察の説明が納得いかないことです。つまり、「こんなことをしたのでは刑事責任を問われるのは仕方ない」とか、「こういったことさえしなければ、少なくとも刑事責任は問われないな」という感覚を持たせることに全く成功していない。 医療崩壊に対する制度論的対策について(その2) No.42 Hazardさん この事件について異常でありまた失望させられたのは 1)一年半も前の事例であり、その先生が逃亡のおそれもないのに外来診察中に、警察が報道機関を引き連れて手錠をかけて連行したこと。 2)またそのタイミングとしてはその先生の奥様の臨月で、復讐的な色合いが強いこと、 2)その先生は院長にはこの症例についての報告をし、異常死として報告しなかった責任は院長にあるにもかかわらず、院長は不問にされていること。また、院長も「私はやめろといった」などと責任逃れに終始していること。 3)そしてなにより、その病院で年間200例以上のお産、70例近くの帝王切開をたった一人で行ってきて、地域に対し多大な貢献をしてきた方であるにもかかわらず、住民の中から嘆願運動が起こっていないこと、などです。 医療崩壊について考え、語るエントリ(その4) No.47 元行政さん 逮捕の前に事故調査委員会のようなものが過失ありとしているんですよね。(保険会社から遺族に金がいくように、そのようにしたと推測(憶測?)されています。内容がトンデモであることも多くの医師に検証されています) 医療崩壊について考え、語るエントリ(その10) No.59 YUNYUNさん 福島事件で、警察は何も独断で「医学的に過失がある」と判断して捜査に入ったわけではありません。医師の意見は聞いています。おそらく、聞かれた医師が、他の多数の医師とは異なる見解を述べたと思われます。このような状況では、いくら刑事訴訟法を厳格に運用しようとも、刑事司法のルートに乗ること自体を防ぐことはできません。少数派であれ、医師の資格を持つ人が「刑事訴追に値するだけの過失がある」と判断したのなら、少なくとも犯罪の嫌疑があることにはなり、毎日精勤している医師なら逃亡や証拠隠滅のおそれがないから、身柄を拘束してはならないということは言えても、身柄拘束をしない形で、送検→在宅起訴は可能だからです。このことは、民事訴訟において、患者が相談したある一人の医師が「過失があると思う」という意見を述べたらば、訴訟が提起される結果になることと、パラレルです。医師としては、医学的に真実、過失があるならば、刑事訴追されても民事責任を問われても仕方がない。しかし、過失がない場合にまで民事刑事の訴訟に巻き込まれることは、最終的に無罪や責任なしの結論になるとしても、訴訟を受けるだけでも耐え難い苦痛である。では、どうしたら、そのような「濫訴」を防げるか?医事紛争は医学の専門家の判断に則って解決されるべし、の原理を徹底するしかない。つまり、素人の患者や司法関係者が一番最初に(裁判前に)医師の意見を聞く段階で、医学的に間違った見解に遭遇しないようにすること、専門家の正しい判断を照会できるようなしくみを作るべきであると思います。現状では、患者や訴追側の相談に乗ってくれる医師の数が圧倒的に少なく、素人にとってはどこで相談できるかという情報もあまり明らかにされていません。その中できちんとした鑑定能力を持つ人かどうかも解らないままに、取り敢えず相談にのってくれた医師の意見を信じるしかないのです。多大な費用と労力を使って裁判を起こしたのに、間違った見解に依拠していたために、徒労に終わったとしたら、訴訟を提起した側も浮かばれません。 日本産婦人科学会・平成17年度第9回常務理事会議事録(平成18年3月10日)佐藤章幹事の説明「ご遺族が非常に怒り心頭に達しており、我々も刑事事件になるとは思わなかったので、県の病院局が中心となって早くご遺族に民事で補償したいということで先ず調査委員会を立ち上げた。その冒頭に委員長と病院局の担当者がこれは今後こういう事件が再び起きないようにすることと、非を認めて家族に対する補償の開始を早くしたいということが目的であるので、そのつもりで報告書を書いてくれとのことであった。・・・そのような経緯があり、警察は後からこの報告書を読み刑事事件にしたと解釈しているし、警察もそのように言っている」 医者の意識の問題なのか 地方の医師不足(最新追記8/8) No.12 クルンテープさん エリート層の使命感が希薄になっていることが根本原因ではないかと思います。そのエリートの使命感と対になるのが名誉というものに対する人々の価値観です。エリートは金銭面でそれほど報いられなくても、とても困難な仕事であっても、自分にしかできないことを精一杯やる。そして周りはそれに金銭面や特権で報いることはできなくても尊敬し尊重するというような考え方が薄れてしまったのが原因だと思っています。 No.20 風の精霊さん 医師に向かって精神論を語るなど、この手の問題点の解決には百害あって一利もなしでしょう。 逮捕時の判断の適正化の必要性 地方の医師不足(最新追記8/8) No.70 ヤブ医者さん 医師の場合は起訴された時点で実質的に廃業に近いものがあります。マスコミの騒ぎ方が他の事例、例えば交通事故などとは比べものになりません。裁判の結果が無罪でも、もうその医者は終わっています。 医療崩壊について考え、語るエントリ(その1) No.50 FFFさん 「必ず過失ありと認定されるものだけ捜査・起訴すべきである」という命題は、捜査機関が追求すべきものではありますが、完全には実現できないものでもあります。「必ず予後が良好になるように手術すべきである」という要求と同じで、それが望ましいけれども、現実には無理です。かといって、捜査(手術)をしないわけにもいきません。
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宮 古 島 に つ い て 調 べ て み る。 宮 古 島 宮 古 島 に つ い て 調 べ て み る。 【宮古島旅行記/年越しは宮古島で!!】 第3話)体験農業は大人のキッザニア ||沖縄旅行記|宮古島|平良|城辺|砂川|狩俣|| 宮古島二日目の朝、今日は「ゴーヤー農業体験」で城辺(ぐすくべ)地区・砂川にある南風ファームにお邪魔する。 市街地の平良バスターミナルは、何の標識もない駐車場のようなところであった。ここから路線バスに乗り砂川小学校で降りる。バス停ではファームの西原さんが待っているはず、、、だが、おかしい、誰もいない!! 携帯で西原さんに到着した旨を告げると「今から迎えにいきま~す」と返事が。普通のツアーでは約束の時間に担当者がいないなどありえないことだが、体験ツアーの場合は話が違う。こちらが相手の職場にお邪魔するのだから本業優先は許容しなくてはならない。 城辺地区・砂川の南風ファーム 砂糖キビ畑を西原さんの車で揺られること数分、ファームに到着すると、西原さんの奥さんと研修生さんが暖かく迎えてくれた。 「どちらから来られたのですか?」 「東京のSからです。」 「あら、Sなら知ってるわ、行ったことないけどね。」 ああれ、なんで宮古島の人が東京のSを知ってるのだろう? 新宿や渋谷といった有名繁華街でもないのに、、、 この謎は後に判明するのだが、そのときはちょっとワケが分からなかった。 「じゃまずゴーヤーの受粉からやってもらうか」 とハウスに連れられ、研修生さんから受粉の仕方を教わる。受粉なんて簡単そうに思えるが実はさにあらず。まずはゴーヤー畑から雄花を見つける。ゴーヤーの雄花は、黄色い花びらの真ん中にオレンジ色の花粉が付いている。初めに真ん中オレンジの花を見つけて摘む。次にこの花粉部分を、今度は雌花を見つけ交配させるのだ。雌花は花びらの真ん中部分がグリーンなのが雄花との違いだが、雄花に比べて雌花はどこにあるのか見つけるのが難しい。 ゴーヤーの雄花(真ん中オレンジ)と雌花(真ん中グリーン) あるところには雌花が全然なく、あるところでは雌花が群生していて、そうすると今度は雄花が足りなくなり慌てて探しにもどる有様。そうこうしているうちにいくつ受粉させたか分からなくなってしまう。だがこれは遊びではない。仕事なのだ。記録はちゃんと付けなくてはならない。こんな調子だから、オイラの受け持ったエリアの記録は信憑性がはなはだ疑わしい。 危なっかしくもトロいオイラの受粉作業に比べ、研修生さんはさすがだ。倍くらいのスピードで受け持ちエリアの作業をテキパキとこなしていく。用紙に数を記録しながら作業するから、その差が歴然と分かってしまうのだ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - ところでハウス中ではFMラジオが流されているのだが、そのFM番組にちょっとした驚きが。流されているのはなんとオイラがよく聞いている東京の某J局ではないか。 「♪ Headline News J-W●ve~ ここで交通情報です。首都高の渋滞は…」 宮古島で首都高の混雑を知らせてなんの意味がある! すると研修生さんが 「FM宮古ですよ。島の情報は朝夕二回だけで、後は東京の番組そのまま流しています」 そうか、それでここの人が東京の地名に詳しいわけが分かった。僕の住んでいるSは「首都高S付近は渋滞■キロ」とよく放送されるエリアだったのだ。 六本木のFM局発のモダンなポップが流れるビニールハウスというのもシュールな空間だが、クールな音楽の後に、 「スーパーサンエー宮古島、年末大売出し開催中!」 と、ベタなラジオ・チラシ広告が流れてくると、ああここは宮古島なのだと妙に安心してしまう。そうFM宮古はCMだけオール地元スポンサーなのだ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「じゃ次は収穫だよ」と、今度は西原さんが神業を披露する。 収穫に適したゴーヤーは重さ250~300g。これが実は見た目ではわからないのだ。大きく見えても中身がまだ育っていないと重さが足りない。西原さんは右手で鋏を持ち、左手の感覚だけでゴーヤーの重さを確かめて収穫してゆく。 「私ぐらいになると10g単位で分かるよ。それも左手でカゴを抱えつつだよ。」 なんというゴッドハンドだ。 西原さんのゴッドハンド さすがに大事な収穫は僕一人に任せるワケには行かず、研修生さん付き添いでOKのお墨付きを得たゴーヤーだけを刈り取ってゆく。 「それでは食事にしましょうか」 取れたてのゴーヤーで奥さんがチャンプルーを作る。大きななべに島豆腐をドッサリ入れて、ポークランチョン、ゴーヤーを加えて炒め、最後に溶いた自家製の宮古味噌で味を調えて完成! ううん美味しそう。 取れたてのゴーヤーでチャンプルー 労働のあとの食事は格別だ。しかしよく考えると、ド初心者とはいえ、オイラ働いたよな。それでいて働いた方がお金を払うなんてなんか不思議だ。でも、楽しかったからまぁいいか。体験農業は大人のキッザニアなのだ。 (続く) もどる < 3 > つぎへ .
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a survivor.1 「その必要はないわ。私は、降伏する。」 いやに広すぎる空と、無数に向けられた紫の爪と、腕なし男の真っ赤な瞳。 少女は何を想って決めたのか。 けれどこれだけは確かに言える。 少女は、世界を彼らに売った。 「私…ミズハ・ミソラギは、貴方達の、駒となりましょう。」 本当の名前なんてなんの意味があるだろう。 今生きている自分にすら、意味を見出すことができないのに。 故に少女は、男は、今は亡き名前を背負う。 死の棘を心臓に突き刺しながら、それでも二人は生きていく。 a survivor 生きるとは、逝きし日まで疾る事。 * 「おーい、リヒルトー。」 茶けた石にまみれた乾いた地。こつこつと石を掘っていた男は呼ばれて振り向いた。 「なんだ?もう昼食か?」 「ばっか、時計見ろ。昼どころかもう夕方だ。何時間掘ってるつもりだよお前。」 「え…うお、本当だ。ついつい…」 「ついつい時計見るの忘れていた、ってか?ったく何回聞いたと思ってんだその台詞。」 リヒルトと呼ばれた男は、立つ瀬がなさそうに苦笑いを浮かべた。 考古学者である彼らは今まさに、古代の遺跡発掘の真っ最中。 代表であるリヒルト・シュテンバーグを含め、研究チームは計6人。大体は学生の頃からゼミでつるんできた連中だ。だから会話もこの通り、とても気安いものだった。 「そうか…何か胃に不思議な感触がすると思ったら、腹が減ってたのか。」 「あほうッ!その段階で気付け!」 代表のリヒルト・シュテンバーグは、ある意味とっても学者らしい男で。 研究においてはとびぬけた頭脳を発揮するが、それ以外の事にはこの通り。研究に没頭すると周りが見えなくなるいい例だ。 もっとも、この抜け具合というかボケ具合が周囲に親しみを持たせているのも確かで。リヒルト自身少々口数は少ないが温かい人間なので、彼の周りには自然と人が集まるのだ。 「…んで?調子はどうだ?」 同僚の声が少し低くなる。真剣になった、というより、悪だくみの相談をするような声に。 「…あぁ、順調だ。」 対するリヒルトの笑みにも、うしろめたい事への高揚が滲んでいた。 こつり、とリヒルトが岩壁を叩く。音は揺れながら四方に反響した。二人が今いるのは、地下数m程の深さにある細長い空洞。細さは大人が腹ばいになって通れる程度しかないが、それは通路のようにどこまでも長く伸びていっている。 リヒルトが小さなペンライトを取り出した。スイッチを入れれば細い光が灯る。それを通路へと投げかけた。 通路の奥で何かが光った。それは鏡だった。角度を調節されてとりつけられた鏡。そんな鏡がいくつも通路の中で光り、ペンライトの光を奥へ奥へと届けていく。 鏡は、リヒルト達がつけたものじゃない。 リヒルト達は磨いただけだ。 古代の賢人達が残した遺産を、ただ、手入れしただけだ。 「…手伝いを募集しただけのことはあるな。作業が早いぜ。」 「あぁ、報酬もないのに皆頑張ってくれている。俺達6人だけじゃとても手に負えないからな。」 「報酬、か。報酬はこいつそのものじゃねぇの?」 光を届ける通路。大陸全土に伸びた古代の遺産。 その使い道は、心震えるものだった。 「こいつを使えば、ディアルガ政権崩壊だって夢じゃないぜ…!」
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巫女の使い道て何わよ? (2018-08-27 18 57 07) 役職説明の方に書いておきました、ぜひご覧になってください (2018-08-28 05 02 09) 村村村狂狼狼狼狐はrppで良いのでは?狂狼狼狼が狐に4票入れた場合狐釣り以外になるのは村村村狐が票を集めないといけないから狼に票が集まれば飽和の不安はなし、村は狂に入れても負け確定だからあまり入れる意味がない 狼に入れてから「次狂か狐を噛まなければ次は狐に勝たせるために狂に入れる」と脅しを入れてその日は狼に入れることになるのかな (2018-08-28 18 02 38) 12Bなのになんで11人なんですか?9dなのになんで8人なんですか?8cなのになんで7人なんですか?全部1個ずつ数え間違えたんですか? ・・・というのをよくある質問か配役のページに書いて欲しいンゴ 要望です (2018-10-11 14 52 38) ありがとう (2018-10-13 19 25 22)
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←平成20年 会社法 第28問 平成20年 会社法 第33問→ p.15 (8)エ改 問題文を置換し直すことで活用するべきでしょう。 置換例 「取締役会の決議により定めることができる」 を 1.『取締役会の決議により定めることができない』 2.『取締役会の決議により定めることができる場合がある』 3.『取締役会の決議により定めなければならない』 ▼根拠 及び それぞれの置換例における解答 まず、原問について整理しておきます。 原問は、 「株主割当てをする場合において、取締役会で募集事項を決定することができる」は 「公開会社と公開会社でない会社のいずれにも当てはまるか」 というものです。 原問の解答は、 公開会社 → 当てはまる 公開会社でない株式会社 → 当てはまらない となります。 公開会社でない会社は、定款の定めなくして取締役会に募集事項の決定の委任ができないからです。 本肢は、第28問の前に書かれた注釈の 「問題文に明記されている場合を除き、定款に法令の規定と異なる別段の定めの無いものとして解答する」 という、問題文から離れた場所にある不親切なルールを根拠に、『明らかに誤りである!』と判断することを期待された問題です。 そもそも本肢の会社が『取締役会設置会社なのかどうか』さえ不明です。 本試験においてはアイが明らかに誤りで、オが正しいので、もやもやしたウエ(特にウ)の判断は回避するべきでしょう。 以上を踏まえての、エ改です。 エ改では、『第三者割当ての場合はどうか?』とする問題です。 エ改の解答は、 公開会社 → 当てはまる 公開会社でない株式会社 → 当てはまるときもあるし、当てはまらないときもある となります。 公開会社でない株式会社では、 原則、株主総会の特別決議で募集事項の決定をする(会社法199条2項) 株主総会の特別決議で、募集事項の決定を取締役又は取締役会に委任できる(会社法200条1項) (・譲渡制限株式の第三者割当てなので、種類株式発行会社であるときは、この委任について当該種類株主総会の特別決議も要する。ただし、この決議を要しない定款の定めがある場合と、この種類株主総会において議決権を行使できる種類株主が存しない場合を除く。)(会社法200条4項) のでありますから、 第三者割当ての場合、公開会社でない株式会社が取締役会で募集事項を決定することは 『できるかどうか』でいえば、『できる』 という結論になります。 (この考えでいくと、正誤は○となります) ※原問と異なり、委任は株主総会の特別決議で行うので、定款の定めの有無は、募集事項の決定を『委任できるかどうか』について、問題となりません。 ただし、『公開会社でない会社が、取締役会の決議で決定できる』とハッキリ言えるためには この会社が取締役会設置会社であること 株主総会の特別決議で募集事項の決定の委任があること 種類株式発行会社であるときは、当該種類株主総会の特別決議があること(ただし、この決議を要しない定款の定めがある場合と、この種類株主総会において議決権を行使できる種類株主が存しない場合を除く。) が条件です。 この点において、このままでは出題自体が不安定です。 明確に答えの出せる問題に置換し直して、この問題を活用することを提案します。 置換例 1.『取締役会の決議により定めることができない』 いずれにも当てはまりません。 解答は、 公開会社 → 当てはまらない 公開会社でない株式会社 → 当てはまらない (できないことはない) となります。 置換例 2.『取締役会の決議により定めることができる場合がある』 いずれにも当てはまります。 解答は、 公開会社 → 当てはまる 公開会社でない株式会社 → 当てはまる となります。 置換例 3.『取締役会の決議により定めなければならない』 公開会社に当てはまりますが、公開会社でない株式会社には当てはまりません。 解答は、 公開会社 → 当てはまる (エ改の1行目の置換で有利発行の場合を除いているため) 公開会社でない株式会社 → 当てはまらない となります。 ※ なお、取締役会の決議の権限に属する事項について、定款の別段の定めにより、 株主総会の決議事項とすることができるとされています(会社法295条2項)。 よって、『定款の別段の定めのある公開会社』には当てはまらないことがあります。
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SE「なんと、説明のアナウンスが入る前に舟を操縦し始めた…」 さわ子「この舟の操縦は難しいんですか?」 SE「いえ、ゲームですから簡単にしているんですが、説明無しで即操縦には、ビックリしました」 菫「憂先輩は、そんな人なんです。さっきの福引きもそうですが、一緒に部活していて、色々と 驚かされます」 直「やっぱりロボみたいな人だ…」 アレフガルド北西部 純「よし着いた!それじゃあ上陸だ」 憂「あれ?BGMが違うね」 梓「ほんとだ。なんか、少し寂しい感じのBGMだね。楽器の数も少ないシンプルな感じだし」 純「ドラクエⅠのBGMだよ。この音楽が流れたら、アレフガルドに着いたってことなの。 そのまま東に真っ直ぐ進んでいったら、お城が見えるの。それがラダトーム城ね」 ラダトーム城 兵士「ラダトームの城にようこそ」 憂「あれっ?お城のBGMも違うんだ」 純「このBGMもドラクエⅠと同じなの。とりあえずここでセーブをして、その後私がルーラで舟を呼 び寄せるから。それから竜王の城だね。クリアには直接関係しないけど、大事な物があるからね。 それと、ここでのセーブは教会でするんだよ」 憂「ここでは教会でセーブなんだね。王様ではセーブできないんだ」 純「王様は隠れてしまってるの。隠れてる場所も分かってるんだけど、金の鍵がないと入れないの」 梓「純、セーブしないとダメなの?ルーラって行き先指定できるはずだよね」 純「それがね、Ⅱではできないんだよ。最後にセーブした場所に移動するようになってるのよ」 … 老人「おお、古き言い伝えの勇者の子孫たちに光あれっ!」 梓「わわっ!眩しい!」 純「よーし、この光あれでMPが回復するから、ラダトームは便利なのよね。もっとも、ここの宿代は 一番安いから、あんまり変わらないんだけどね。一人一泊2Gだし」 竜王の城 1F 憂「ここもBGMが違うんだね。ダンジョンとも塔ともムーンブルク城とも違うよ。純ちゃん、これも ドラクエⅠのBGMなの?」 純「そう。アレフガレドにあるものは、ほとんどドラクエⅠのBGMが使われてるの。そもそも、ソフトも ドラゴンクエストⅠ・Ⅱってセットになってるしね」 梓「でも、ここはお城の形もじゃないね。ムーンブルクの方がまだお城の形をしていたよ」 純「ここは正確に言うと地下深くのお城だからね。この階段を下りたらダンジョンになるのよ」 … 竜王の城 B2F 憂は宝箱を開けた。なんと!ロトの剣を見つけた!憂はロトの剣を手に入れた。 純「竜王の城にロトの剣があるのもⅠと同じなんだよ。といっても、Ⅱではロトの剣よりも攻撃力の 高い武器がお店で買えるんだけどね」 梓「伝説のロトの剣も、100年たったら時代遅れってことなのかな?」 純「でも、ロトの剣は他のロトの装備の中で唯一、サマルトリアも装備できるから私にはありがたい」 憂「じゃあ、純ちゃんが装備してみる?」 梓「いやいや、しばらくは憂が装備しててよ。その方が早くモンスターも倒せるからね」 竜王の城 B7F 憂は世界地図を手に入れた。 純「航海に地図は必須だからね。現在位置も表示されるから、これでいろんな場所に迷わず 行けるようになるよ」 憂「純ちゃん、またこのバリアの床を通り抜けなきゃいけないの?」 梓「MPも半分以下だし、あんなにあった薬草も使い切ったし、なにより痛いし、もうこれヤダよ…」 純「まだトラマナもリレミトも使えないから、仕方ないよ。祈りの指輪があるから、それでMPを補充 すれば大丈夫だし。通り抜けたら、せっかくだから竜王のひ孫にでもご挨拶しておこうかね」 … 竜王のひ孫 「よく来た、憂よ。わしが王の中の王、竜王のひ孫じゃ。最近ハーゴンとかいう者がえらそうな 顔をして、幅を利かせていると聞く。実に不愉快じゃ!もし、わしに代わってハーゴンを倒して くれるなら良いことを教えるが、どうじゃ?」 梓「(ハーゴンは倒さないといけないけど、竜王はⅠのラスボスだし、その頼みだなんて…)」 純「いいですよ!」 憂「えっ?純ちゃん!?」 梓「純、なんであっさりOKするの…」 純「いいから。大丈夫だから」 竜王のひ孫 「ほほう、やってくれるかっ!では5つの紋章を集めよ。さすれば精霊の守りが得られるという。 かつてメルキドと呼ばれた町の南の海に、小さな島があるはず。まずそこに行け! 紋章を集め精霊のチカラを借りなければ、ハーゴンは倒せまいぞ!」 … 憂「純ちゃん、さっきの竜王のひ孫さんの言ってた精霊の守りって、どんな物なの?」 梓「精霊の鎧とか、そんな感じの物なの?」 純「ルビスの守りっていうアイテムが手に入るの。これが無いとハーゴンの神殿に入れないのよ」 梓「ねえ純、さっきの竜王のひ孫の頼みを、もし断ってたらどうなってたの?」 純「断っても、お前は意外と心の狭いやつだなってイヤミ言われるだけだし。別にそこで戦闘に なるわけでも無いからね。もし戦闘だったら大変だよ。竜王はドラクエⅠのラスボスだからね」 憂「この後は、その南の海の小さな島に行くの?」 純「いいや、先に装備を強化した方が楽だから。とりあえず、金の鍵を取りに行こうよ」 海の上 南東の端 憂「海のBGMって、なんか良いよね。」 梓「ワルツだね。3拍子で優雅な感じで。遊覧船って感じ?」 純「私たちの格好じゃ、とても優雅とは呼べないけどね」 梓「それを言ったらそれまでじゃないの」 憂「ところで純ちゃん、目的地はもっと先なの?」 純「地図では今この辺だから、もうすぐ見えるはず」 梓「あっ!見えたよ!あの島でしょ」 純「うん、あれで間違いないと思う」 憂「あれれ?あの町ってひょっとして、ローレシア城とつながってるほこらの隣の島にある 町じゃないかなぁ?」 純「その通り。その町の名がザハン。ここに金の鍵があるのよ」 漁師町ザハン 女性「漁師町ザハンにようこそ。今、男達は漁に出て留守でございますわ」 憂「確かに女の人ばかりだね」 梓「あれ、あそこで男の子が泣いてる」 男の子「うわーん。あそこの犬が吠えて袖を引っ張るんだよお」 犬「わんわんわんわん!」 梓「あれ?あの犬、向こうの建物の端に走ってった」 純「花咲か爺さんと同じだよ。あの犬についていったら、金の鍵が見つかるよ。追いかけよう!」 … 犬「わんわんわんわん!」 憂「ワンちゃんが座って待ってる」 純「この犬の手前を調べると、金の鍵が落ちているのよ」 憂は足元を調べた。なんと!金の鍵を見つけた!憂は金の鍵を手に入れた! 純「OK!じゃあ、金の鍵で手に入るアイテムを集めに行こう。まずはローレシアからだね。憂が 言ってたように、近くのほこらの中の旅の扉がローレシアにつながってるから、そこから行こう」 ローレシア城 梓「確かにお城の音楽が流れてるね。ここがローレシア城なの?」 憂「そうだよ。ここは中庭で、あっち側がお城の入り口なんだよ」 … ローレシア城 宝物庫 ガチャ 兵士「この部屋に入ってくるとは、何奴だっ!?おのれ、盗っ人め!かくごっ! 憂「わーっ!ゴメンナサーイ!」 兵士「ややっ?憂王女様でしたか。こりゃとんだ失礼を……」 憂「いいえ、こちらこそすいません…」 … 憂「私たちがやってることって、泥棒と変わりないし、何だか気が引けるよね」 純「でも、これをしないと目的の物がもらえないし…それに、憂が持ち出すんだったらOKでしょ。 あった!これだよ、ロトの印!」 梓「へーっ、これがそうなんだ。で、これはどんなアイテムなの?」 純「ロトの兜を取るために必要な物なのよ」 ローレシア南のほこら 純「憂が気にしていたほこらがここだよ」 老人「おお、待っておりましたぞ!この爺は、王女様にお教えすることがありましての。実は、 この世界には銀の鍵と金の鍵の二つがあり、扉にも二つの種類があるのですじゃ。まず、 銀の鍵を見つけなされ。サマルトリアの西、湖の洞窟の中に隠されているという話ですじゃ」 憂「ありがとうございます。でも、せっかく教えていただいたんですけど、ほら、この通り…」 老人「…へ?もう銀の鍵はおろか、金の鍵までも手に入れたですと?…いや、さすが王女様じゃ。 恐れ入ったわい」 純「というお話だったのさ」 憂「そういうことだったんだね」 梓「でも、それを確認するためにわざわざここに来たの?」 純「もちろんこれは余興みたいなもの。目的はほら、この建物。金の縁の扉でしょ。この中に入って、 中にある旅の扉で別の場所に移動するためなのよ」 デルコンダル城 憂「あっ!お城の音楽だ!」 純「そう、ここはデルコンダル城っていうお城の中なの。この場所は、お城の周囲の廊下なのよ。 デルコンダル城は月の紋章がもらえる場所なんだけど、その為にはキラータイガーと戦わない といけないの。素早さは高い、攻撃力は強い、二回攻撃もあるから今戦っても苦戦するからね。 だから、先に宝物だけ取って一度退散するのよ。この扉を開けてこっちに行くとね…」 梓「あれ?ここってお店の裏側じゃない?」 純「お店の宝箱を失敬するのよ。ここにはガイアの鎧って、結構強い鎧があるんだから」 憂「純ちゃーん。これじゃほんとに泥棒だよ」 純「ゲームに泥棒も何も無いの!クリアすることが正義なんだから!」 梓「純はやっぱりドライだね」 憂「でも、私は純ちゃんのそんなところ、好きだよ」 純「それは褒めているのかね?」 サマルトリア城 老人「よくぞ来た!ロトの血を引きし者達よ!さあ!宝箱を開け、その中の物を取るがよい!」 憂は宝箱を開けた!なんと!ロトの盾を見つけた!憂はロトの盾を手に入れた! 老人「その盾には、勇者ロトの思いが込められているはず。必ずや、そなたの身を守ってくれようぞ!」 純「これでサマルトリア城もOK。ついでだから、私の妹を二人に紹介しよっか」 梓「純に妹なんていたっけ?」 憂「ゲーム上はいるんだよ!ねー」 サマルトリア城 姫(妹)の部屋 姫(妹)「あっ、お姉ちゃんお帰り。ねー、あたしも連れてってよお!」 純「ダメだよ。外でモンスターと戦えるとでも言うの?」 姫(妹)「それは無理だけど…でも、ずっとお城の中にいるの退屈だもん」 純「他の兵士さん達に遊んでもらえばいいじゃん」 姫(妹)「だって、誰も遊んでくれないんだもん」 純「でもそうやって、ずっと退屈でぼっちしているほうがお似合いだよ!」 姫(妹)「なによ!お姉ちゃんのいじわるうっ!」 … 憂「姉妹の戯れっていいよねー。ニコニコ」 梓「私は一人っ子だから経験が無いんだけど、お姉ちゃんは欲しいなって何度も思ったよ。でも、 今見てて、純みたいなお姉ちゃんはちょっと嫌だなって思った」 憂「梓ちゃんは、やっぱり私のお姉ちゃんみたいな感じの人がいい?」 梓「いや、前に言ったことあるけど、お姉ちゃんにするなら澪先輩みたいな感じの人がいい…」 さわ子「サマルトリアの妹って、こんなセリフだったかしら?」 SE「以前別のゲームでモニター依頼をした時に、いろんな回答フレーズがあったほうがいいって レポートがあったんです。そこで、試験的に一部のキャラへの話しかけについて、返答にバリ エーションをつけています」 直「ほんとに鈴木先輩の妹みたいな感じですね」 菫「純先輩に妹がいたら、こんな感じのやり取りになるんですかね。これが梓先輩や憂先輩だと どうなるか、個人的に見てみたいです」 ローラの門 純「ここから、また旅の扉で移動していくのよ」 梓「ここにも旅の扉があるの?」 純「あの金縁の扉の先にあるの」 憂「あの扉の奥は旅の扉だったんだね」 純「ここからはしばらく旅の扉でワープを繰り返すからね。じゃあ行こう!」 … ベラヌール北のほこら 純「このおじいさんがいるってことは、ベラヌール北のほこらかな?ちょっと外に出てみよう」 梓「へー、こんなところに着いたんだ。地図で見ると、ずいぶん遠くなんだね」 純「さて、次の行く道は…真ん中と右側とどっちだったかな?とりあえず右側に入ってみよう」 … ムーンブルク西のほこら 梓「なんか、狭いところに出てきたね」 憂「あっ、扉をあけたらあの神父さんがいた。ここはムーンブルクのトンネルになってるほこらだね」 純「入るところを間違えたみたいだね。とりあえず戻って、真ん中に入り直そう」 炎のほこら 梓「なんか、後ろのツボから火が出てる」 純「よし、ここだここだ。ここに太陽の紋章があるんだよ。ほこらの右側から少しだけ外に出てみて。 そこの木の手前にあるはず…」 憂「探してみるから、ちょっと待ってね」 憂は足元を調べた。しかし、何も見つからなかった。 憂「純ちゃん、何も無いよ?」 純「あれっ?おかしいな。その反対側は?」 憂「あっ、外に出ちゃった。地図で見たら、ここって南東の小さな島なんだね」 純「間違いない、ここは太陽の紋章がある炎のほこらだよ。でも、なんで何もないんだろ?」 梓「純の勘違いじゃないの?」 純「でも、それじゃあ何のためにここが…あっ、そうか!紋章の場所も変更されてるんだ!」 憂「確か、紋章の場所も変更項目にあったはずだから、そうじゃないかな」 梓「純、とりあえずここはパスして、次の目的地に行こう」 純「そうだね。えーっと、左と右とどっちだったかな?とりあえず右に行ってみよう」 聖なるほこら 梓「何か、部屋全体が赤いね」 憂「祭壇の上に兜が祭ってあるよ」 純「聖なるほこらだね。OKOK。ここで、さっきのロトの印が役に立つのよ」 … 神父「おお、わしは待っておった!勇者ロトの子孫が現れるのを!そなた達にロトの兜を授けよう!」 梓「これで、鎧以外のロトの装備がそろったね」 憂「でも、私の装備ばかりだね。いいのかな?」 純「ロトの剣以外はローレシア専用だから、それでいいのよ。第一、憂が主役キャラなんだし」 神父「ここにはもう用がないはず。行くがよい」 梓「何か感じ悪いね、この神父さん」 純「この神父さんは、ロトの印無しで行くと、愚か者め立ち去れい!って追い出しちゃうんだよ」 ルプガナ北のほこら 梓「ここはどこなの?」 純「そこそこの広さの部屋の中ということは、ここはルプガナ北のほこらだね。OK。それじゃあ、 ここから休憩前に通ったドラゴンの角の北の方の塔に立ち寄ろう。大切なアイテムがあるしね」 … 老人「ほほう、それが金の鍵じゃな。ちょっと借りるぞい!」 憂「あっ、取られちゃった…」 老人「わしも一度は旅の扉というものに入ってみたかったのじゃよ。そうそう、金の鍵は返しておこう。 では、またな」 憂「いなくなっちゃった…」 … ルプガナ北部 梓「そういえば、舟はザハンの町に置きっぱなしだけど、どうするの?」 憂「セーブしてルーラで呼ぶの?」 純「それはしなくても大丈夫。ルプガナに行けばいつでも舟に乗れるからね。それに、ルプガナで セーブしちゃうと、せっかくラダトームでセーブしているのに、その意味がなくなっちゃうからね」 ドラゴンの角 北塔3F 憂は足元を調べた。なんと!雨露の糸を見つけた!憂は雨露の糸を手に入れた! 憂「純ちゃん、これなーに?なんか、糸から水が滴り落ちてくるよ。不思議な糸だね」 純「それが雨露の糸っていって、水の羽衣を作るのに必要なアイテムの一つなのよ」 梓「えっ?水の羽衣って、Ⅱでは作るの?」 純「そう、お店では買えないのよ。テパの村のドン・モハメっていうお爺さんに道具一式を渡して、 作ってもらうことになるの。そのかわり、Ⅱでは最強装備の一つになるんだから」 憂「ふーん。アイテムの一つってことは、他にもアイテムが必要なの?」 純「あとは聖なる織機が必要なのよ。これはザハンにあるんだけど、それを取るには牢屋の鍵が 必要なの。牢屋の鍵は、ペルポイの町で手に入れるのよ。それで…」 梓「純、ゴメンだけど一度には把握できないから、後で順番に案内してもらっていい?」 純「ペルポイの町はかなり南の方で、ハーゴンがいるロンダルキアに割合近いところにあって…」 梓「聞けよ!」 港町ルプガナ 老人「おお、孫娘を助けてくれた人達じゃな。舟に乗りなさるか?さあさ、通りなされ」 純「こんな感じで、ルプガナに着けば自動的に舟がルプガナに戻ってきて、そのまま使えるのよ」 梓「そうなんだね。で、これからどうするの?」 純「憂、右に曲がって港の奥のほうに進んでもらっていい?」 憂「うん、こっちだね」 梓「運河みたいなところの途中に扉があるね」 純「詳しくは、ここの奥にいる商人の話を聞いてから」 … 商人「嵐の夜。財宝を積んだ私の舟が沈みました。私はたまたま近くを通った舟に助けられましたが、 財宝は海の底に……。もし財宝を引き上げてきてくれたなら、きっとお礼をいたしましょう」 純「ということで、今からその海に沈んだ財宝をこれから取りに行こう!」 憂「その財宝のお礼が、何か関係しているんだね」 純「その通りなのよ」 ルプガナ北沖 純「確かこっちの方に、キラキラ光ってる場所があるんだけど…。もう少し北かなぁ」 梓「海は広いから全然わからないよ。こんなの探すの無理だよ!」 憂「あっ、見えた!純ちゃん、ほらあそこ!あそこの場所だけキラキラ光ってるよ!行ってみるね」 梓「なんで何もしていない私たちが見つけられなくって、操縦している憂が見つけられるのよ?」 純「梓、憂はそういう子だし、今更言うほどじゃないでしょ」 … 憂「ここだね」 純「ここの海の下に、財宝が眠ってるのよ」 梓「キラキラ光ってるのはわかるけど、よく見えないよ。純、これをどうやって引き上げるの?」 純「海に飛び込んで潜って取ってくるのよ。でも、ここって深さどのくらいかな?」 憂「とりあえず、潜ってきてみるね。梓ちゃん純ちゃん、ちょっと待っててね。…ザッパーン」 梓「えっ!憂、鎧兜のままじゃ…飛び込んじゃったよ」 憂は舟から飛び下り潜っていった!何と!船の財宝を見つけた! 憂「ザパー…ぷはーっ!純ちゃん、この宝箱でしょ?そんなに大きくも重くないよ!」 梓「あんまり大きくない箱だね。ほんとに財宝が入ってるのかなぁ」 純「たぶん金銀宝石とかの装飾品じゃないかな。これって開けられるかな?ちょっとやってみよう」 憂「純ちゃん、それはさすがにマズイよ…」 純は財宝の箱を開けようとした。しかし、頑丈な鍵がかかっていて開かない! 純「ダメだ、金の鍵も銀の鍵も合わないよ。しょうがない。おとなしく引き渡すしかないね」 梓「純…もし開いてたら中身を取るつもりだったの?」 … 港町ルプガナ 商人「おお!これは沈んだ舟の財宝!これで私は破産せずに済みますよ!ありがとうございました! お礼に我が家の宝、山彦の笛を差し上げましょう」 純「この山彦の笛で紋章のある場所がわかるのよ。普通の場所で吹いたら何とも無いんだけど、 紋章のある場所で吹くと、山彦のように音が返ってくるの」 梓「そっか、その笛をいろんな場所で吹いて、紋章の場所を探すわけなんだね」 純「そうなの。総当たりになっちゃうけど、紋章の場所が分からないから、仕方ないのよ」 憂「そうだよね。じゃあどこから探す?」 純「その前に、一度ルーラでラダトームに戻るけど、いい?ちょっと試したいことがあってね…」 5